出庫直後に一瞬ブレーキが効かなくなった現象について。 VWのPOLO2014年式に乗っています。

Question

妻が日中、出庫しようと、エンジンを掛け、ドライブにしサイドブレーキを降ろしクリープで前に進みました。
正面の道路脇に車が停まっていたので、曲がり切れないと思い、バックして一度切り返そうと思ってブレーキを掛けようとしたら、3個くらい警告灯が表示され、更にブレーキが硬くて一瞬踏めなくなり停まらなくなりました。
その後、すぐに警告灯は消え同時にブレーキも効くようになり、事無きを得ましたそうです。
当時、私は一緒に居なかったので、分かっている状況はこれだけで、どのような警告灯が表示されていたかは不明です。

このような現象の原因と対処法を分かる方がいれば是非教えて下さい。

Answer 1

条件がかなり曖昧ですので、神予測の域を出ないのですが、始動直後にクリープで前進中と言う事であれば、エンジン回転が異常に下がった可能性があると思います。

ポロのブレーキシステムにはマスターバックと言う装置があり、インテークマニホールド内の負圧を使って、ブレーキを踏む力を数倍にする機能があります。

インテークマニホールド内は、エンジンが掛かる前は負圧がゼロですが、エンジンが掛かり、回転数が規定に達すると、必要な負圧が生じてマスターバックが機能します。

ところが、エンジンを掛けた直後にDレンジに入れると、場合によってはエンジンの回転数が規定以下になり、十分な負圧が発生しないまま前進を始めてしまう可能性があります。

この時に回転数が非常に下がれば、発電機の発電量異常を示すオルタネーター警告灯、エンジン油圧の低下を意味するエンジンオイル警告灯が点灯するはずです。

そのまま回転が下がりきってしまえば、いわゆるエンストですが、様々な制御で何とかエンストは免れている物の、規定を下回る回転数になれば、お示しの状態が発生します。

エンジンのアイドリング回転数制御は、計測された外気温などのパラメーターに従って、複雑な制御を受けていますが、経年劣化によって、故障とは言えないまでも不調になる事は良くあることで、その場合には規定以下の回転数になる事もとても良くある事です。

最近の車はこの様な制御が良く出来ているので、エンジンを掛けてから走り出すまでの暖機運転は不要だと思われがちですが、お示しの様な事故を避けるためにも、一定の暖機運転は必要だと思います。

質問者からのお礼コメント

一番お詳しくお答えしていただいたので、ベストアンサーにさせて頂きます。

他の方々も、ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

Answer 2

ディーラーで観て貰いましょう。
正常だと言われたそんな車は直ぐに処分して乗り換えです。

Answer 3

エンジン不調によりエンストしそうになったのではないでしょうか。物を見ないと原因は特定出来ないですが、車種、年式からタイミングチェーンか煤の堆積のような気がします。ディーラーに診てもらった方がいいと思います。

Answer 4

3個くらい警告灯が表示され、更にブレーキが硬くて一瞬踏めなくなり停まらなくなりました。

エンストが発生するくらい
エンジンの回転数が落ちた為

Answer 5

理由は分かりませんが、ブースターが作動しなかったのでしょう。

ブースターが作動しないと、ペダルが極端に重く（固く）なり、効かない状態になります。全体重を掛けてようやく、（通常時の）軽く踏んだときくらいの効きになります。走行中にエンジンが止まるとそのようになります。

Answer 6

アイドリング不調でエンジンの回転数が極端に低下してブルブルと振動が発生してなかったでしょうか？

Answer 7

実際に危ない思いをしたのだから明日にもディーラーに行ききちんと確認を。深刻な事故を起こしてからでは遅いです。
ディーラーが出庫直後にブレーキが効かなくなるのは仕様だと抜かしたら、車おいてくるくらいの勢いで怒って良いポイントですよ。