フォルクスワーゲン ポロ のみんなの質問

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wrcからセダンが消えたのは何故ですか

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WRカーに使用可能なベース車両=年間25,000台生産が必要

つまり、欧州を主体とするWRC参戦メーカーも、より多く普及し販売につなげたいベース車両をWRCに出したいので、これらの要件を満たすのが「ハッチバック」というわけです。

→WRカー規定が発足した1997年以降、1999年頃からフォード(フォーカス)、プジョー(206)、トヨタ(欧州カローラハッチバック)、セアト(コルドバ)など、各社主力の乗用車をベースにしてきました。

つまり、WRCからセダンが消えたのは「メーカーのマーケティング戦略」上によるものとなり、その主力もCセグメントからBセグメントベースとより小型化されたベース車両と変遷しています。→ヤリス、フィエスタ、C3、VWポロ(過去)など。


余談ですが、プジョーが小型ハッチバック「206」でWRC参戦した際、あまりに車体が小さすぎてWRCに向かないのでセダンの「306」ベースが理想とエンジニアが要望しましたが、プジョー側の条件は「206以外認めない」ということだったようです。

206はあまりにも小さすぎてレギュレーションに合致しませんでしたが、FIAが特例としてバンパーを200mm程延長した「206GTを生産」することで認可。206に中々4WD駆動系が入らず、苦肉の策として縦置きトランスミッションを横置きエンジンに装着するという荒業でなし得たものでした。

その他の回答 (1件)

  • 単純な問題として、セダンよりハッチバックの方がラリーカーのベースに相応しいからです。

    セダンは、車体の構造上、後輪の後ろにトランクがあります。
    ラリーでは、小さなコーナーを機敏に回る必要がありますが、トランクがあると慣性モーメントが大きくなり小回りが効きにくくなります(慣性モーメントのイメージとしては、フィギュアスケートで腕を広げたスピンは回転速度が遅く、逆に腕を閉じると回転が速くなる)。

    インプレッサが3代目でハッチバックがメインになったのは、同じ理由です。
    https://gazoo.com/article/keyperson/150925.html

    さらにメーカーがWRCに参戦するハードルを下げるために、売れ筋の車種が多いサイズ(以前はCセグメント、現在はBセグメント)をベース車とするルールを定めました。

    Cセグメント(インプレッサやカローラ、フォーカスなど)ならまだしも、コンパクトカーのBセグメントでは、そもそもセダンがほとんどないこともあって、必然的にハッチバック車をベースに使う様になっています。

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