フォルクスワーゲンの米国工場ってどこにありますか 車種と生産台数も教えて下さい VW排ガス不正発覚後も生産継続していますか？

Answer 1

米国テネシー州チャタヌーガ 工場です
メキシコ工場増強にも1200億円投資しました

1988年に米国現地生産から撤退して以来、
2011年5月に、23年ぶりとなる米国工場を稼働させ、
米国専用モデルの「パサート」の生産を開始していました

VW パサートは、４年間で、米工場で累計生産50万台達成
していましたが、多くは今回の排ガス不正に該当しています

2018年までの米国での販売台数目標を100万台としていましたが
赤信号がともりました

現在チャタヌーガ 工場は生産停止状態です

Answer 2

ＥＵ、２年前に違法ソフトの存在把握 英紙フィナンシャル・タイムズ「当局は追及しなかった」
独自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）による不正な排ガス規制逃れ問題で、欧州連合（ＥＵ）が２０１３年時点で、ディーゼルエンジン車に搭載された違法ソフトウエアの存在を把握していた。英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。規制管理に対するＥＵの責任が問われる可能性もある。

同紙によると、ＥＵ欧州委員会の研究機関は１３年にまとめた報告書で、一部ディーゼル車について調査の結果、路上走行時の窒素酸化物（ＮＯｘ）の排出量がＥＵの基準値を大きく上回ったことを指摘していた。

報告書はその上で、車両に搭載された装置には試験を感知して排ガス量を減らす機能があると指摘。
調査結果は「現行の試験手続きの弱点を示した」とし、ディーゼル車については屋内試験だけでなく、路上走行による試験も導入すべきだとの見解を示していた。

ＥＵでは０７年以降、こうしたソフトの使用は禁じられ、ＥＵ側も走行試験の導入を図ってきたが、実現していない。同紙は一方でＥＵ側が独自調査などに取り組まず、「規制当局は問題を追及しなかった」。

欧州では新車販売の５割強をディーゼル車が占め、ＶＷ以外のメーカーの車両の調査に乗り出す国も出ている。
一方、米国では、ＶＷの米国預託証券（ＡＤＲ）の価格が下落して損失を受けたとして、投資家らがＶＷを相手取り、損害賠償を求める集団訴訟をバージニア州の連邦地裁に起こす手続きを始めた。

ＶＷのディーゼル車の所有者による提訴に加え、下落損失投資家訴訟は米国外でも広がる公算が大きく、同社の経営に打撃を与える可能性がある。

スイス当局は、フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れの不正を受け、不正の対象となったＶＷの一部ディーゼル車などの販売を禁止した。ＶＷが不正を行っていたと認めたディーゼルエンジンを搭載した車両などで、ＶＷ傘下の「アウディ」や「シュコダ」などのブランドの車種も含まれる。販売や登録前などの約１８万台が対象となる。

Answer 3

【フォルクスワーゲン】
2011年に1,000億円を投資し、チャタヌーガ工場では3,200人以上を雇用、9,500人以上がＶＷのサプライヤーにより雇用され、中型セダン「パサート」を生産。

【ゼネラルモーターズ】
1990年より小型車「サターン」を州内スプリングヒル工場で2007年まで製造。その後最新鋭の多機種対応生産ラインとして2012年より「シボレーエクイノックス」を製造。

【日産産自動車】
1983年よりテネシー州で自動車生産を開始し、現在州内には北米本社（フランクリン）と２ヶ所の工場（スマーナ、デカード）。スマーナ工場内では「アルティマ」、「マキシマ」などに加え、2012年より電気自動車「リーフ」を生産開始