フォルクスワーゲン コラード 「たまに街で見掛けると今でもハッとします。...」のユーザーレビュー

たまに街で見掛けると今でもハッとします。...

2003.1.6

総評

たまに街で見掛けると今でもハッとします。ロンドンに滞在していた93年から96年まで乗っていました（今はインプレッサSTiに乗っています。これと比べると走行性能では格段に落ちますが、デザインはコラードの圧勝！）。故障が多いと言われてはいたものの、幸い大きなトラブルはなく、「まっ、こんなもんか」と思っていましたが、他のオーナーの方のインプレを見て、胸を撫で下ろしています。確かに、イギリスでは暑い日も少なければ、渋滞も少なく、これらが同時に起こっても何時間も続くわけではない。第一、エアコンなど付いていない。ドイツも似たようなもので、冷却系・電装系のトラブルが多く発生するのも当然のような気がします。逆に日本の走行に合わせ冷却系を設計していては本国では完全なオーバーキャパシティということになるのでしょう（ゴルフやBMWは日本向けの特別仕様車を用意しているということなんでしょうか？）。そういうわけで、単にラッキーであったと言えないでもないが、右ハンドル仕様があって、子供さえいなければ、いまだにもう一度所有してみたいと思う１台です。（ところで、どうして日本に輸入されたコラードには右ハンドル仕様がないのでしょう。私は、イギリス、香港と右ハンドルの国に駐在しましたが、左ハンドルの車なんかほんの一部の特殊な車を除いて見たことがありません。フェラーリもポルシェも全部右ハンドルでした。いまだに「左ハンドル崇拝」ってあるんですかねぇ。)

満足している点

好みの分かれるデザインですが、私は惚れ込みました。特に斜め後ろからのアングルが最高です。初めてのスーパーチャージャーでそれもドイツ車。当初、深刻な故障を心配しましたが、所有期間中は幸い大きなトラブルはありませんでした。加速性能、ハンドリングは今から考えると特筆するほどのものではありませんが、必要充分なレベル。高速安定性、ボディ剛性はさすがドイツ車と思わせるものでした。

不満な点

大きな出費を伴うトラブルは幸いありませんでしたが、細かいトラブルは結構ありました。驚いたのは、ニュートラルの時、普通、垂直に立つシフトが、変速時に力を入れ過ぎたためか骨折したように斜めに傾いてしまったこと。結局、あれこれと動かしているうちに元に戻りましたが、同じことが２回ありました。それと、アクセルが戻らなくなったこと。１速でフル加速し、さあ２速へと思い、アクセルを戻しクラッチを切ったところ、アクセルが戻らない！！レッドに突っ込み、レブリミッターで戻って、またレッドに突っ込みと、これを３回繰り返し、結局、自分のつま先でアクセルペダルを戻しました。ニュートラルであったため、落ち着いて対応できましたが、オートマだったらと思うと・・・。
それと、内装が垢抜けないこと。日本仕様は知りませんが、ファブリック地のシートは軽自動車並みの質感です。汚れが目立たない点ではいいですが・・・。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験