トヨタ ヴィッツ 「「使う」に徹すれば最高の存在。それがヴィッツ。」のユーザーレビュー

tonmon tonmonさん

トヨタ ヴィッツ

グレード:F_4WD(CVT_1.3) 2017年式

乗車形式:仕事用

評価

4

走行性能
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乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

「使う」に徹すれば最高の存在。それがヴィッツ。

2018.2.24

総評
発売から8年目となりフルモデルチェンジが遅れている現行ヴィッツは、様々なクオリティアップで商品力を維持しており、職場から割り当てられて単に「使う」クルマとしては褒めちぎれる存在である。
但し、「買って所有するクルマ」としてみれば古いイメージが付くと所有する歓びは持ちにくい。特別なこだわりがない方であれば満足のいくクルマであろう。
満足している点
1.ハイバックシートは見た目にはとてもダサイのだが、シートとしての仕事は十二分に果たしている。ヘッドレストの位置がちゃんと考えられていて、ステアリングを握っている時に頭と肩がシートに密着する着座姿勢がしっかりとれる。幅が広くてゆったり座れる他、体圧の分散に優れているようで、札幌から北見まで下道を日帰りで往復(トータル700km以上)してもお尻が痛くなることは遂になかった。前ヴィッツでの経験だがシートは今も同じ。DJデミオでは旭川までの往復で尻の局部が痛くなってしまう。

2.厳冬期はヒーターの立ち上がりが速いことに助かっている。燃費の良い最新エンジンを積んだ車種はヒーターの立ち上がりが弱い傾向にあるが、仕事グルマは燃費が悪くても速暖性の方が優先される。
3.ドアミラーがヒーター内蔵となり感激した。旭川の春志内トンネル内はロードヒーティングが作動しているため気温がプラスとなっており、トンネルに進入するとたちまちガラスとミラーが結露してしまう。フロントガラスはワイパーが使えるがドアミラーは今まで視界確保の術がなかった。それが、ミラーが曇ったらリヤデフォッガーのスイッチを入れれば10秒くらいで曇りがすっきり取れるのである。この機能は絶賛である。
4.インパネのリニューアルにより、前ヴィッツでは上面のシボが木の幹のような物だったのが一般的な革風に戻りまともになった。
5.助手席前方の収納スペースが強化され、オープントレーが深くなると共にここの上も開くようになり、贅沢にも戸当たりゴムまで付いている。内部には着脱できる仕切り板付きのボックスが増設された。この仕切り板は四隅にラバーが付いていて走行中にガタつくことがない。置き場の面積が一気に拡大し、置き場にはまず困らない。

6.メーターは外気温が常時表示になったのが嬉しい。冬道での運転は外気温の監視が命である。油量計は指針式になった。時代の流れに逆行?かもしれないがシームレスに針が動くことの安心感はとても高い。

7.ルームランプがルーフ中央にも増設された。
8.ドアミラーがワイヤレスドアロックに連動して自動格納・自動展開するようになった。
9.カーナビが最新なのでワイドFMが入るのと、Bluetooth接続によるハンズフリー電話が可能。

10.フロントのウォッシャーはウォッシャー液をワイパーブレードに噴射してからワイパーが可動して拭き取るという方式は良く練られている。
11.全方位でガラスが大きくて良好な視界。
12.ドアトリムのリニューアルにより、布が貼られた。

13.4WDを強制OFFにできること。4WDは状況によっては怖い乗り物となり得る。アイスバーンで前後の回転差ができれば突然後輪が駆動を始め、テールが流れ出し、コントロールを失って路肩に転落したり、中央分離帯に乗り上げたり、対向車線へ流れて衝突事故を起こしたりする。ニュースなどでこういった事故が報じられると「ハンドル操作を誤って・・・」と表現されるのだが、実は違うのである。私は4WDをONにするのはスリップして動けない時だけである。
不満な点
1.フットレストが付いていないに等しいのでDJデミオでは可能な「左右対称の運転姿勢」がとれないため、片手ハンドルが癖になってしまう。そして前ヴィッツからドアトリムの形状も一新されていて、前ヴィッツでは右肘をドアトリム上端の段差に乗せることができたが、今回のは角のRが大きくなった(又はドアトリムが薄くなった?)ことにより肘が乗らなくなった。とは言えドアアームレストがあるから大きな問題ではない。
2.タコメーターが無い。
3.メーターとインパネのアンバー照明はあまり好みではない(ホワイトが良い)。
デザイン

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走行性能

-

今まで仕事で乗ってきたクルマは
・ 2016.4~2017.4 現行ヴィッツ1.3F(4WD)2012年4月登録 前期・リヤ中央席のシートベルトは2点式
・ 2017.4~2018.2 同 2013年2月登録 前期・リヤ中央席のシートベルトは3点式
の2台。

                 ↓

前ヴィッツから乗り換えて、アクセルペダルの踏み込みに対して期待以上の加速が得られるようになった(前々ヴィッツはもっと悪かった)。今までは市街地でゼロ発進してアクセルを踏んだら加速が弱いので踏み増ししていたが、それが不要になった。踏んだら踏んだだけスピードが乗ってくる。CVTだけでなくエンジンもチューニングされているのだろうか。知識がなければ1.5Lと説明されても納得してしまうだろう。
最小回転半径は僅か4.5mだ。会社の狭い駐車場でも楽勝で切り返しできる。
乗り心地

-

前ヴィッツから乗り換えて乗り心地が大きく向上していたことに驚く。局所で陥没した舗装路を走るとゴトッ、ゴトッ、とたちまち振動が収束するのである。前ヴィッツではもうちょっとブルついていた。ショックの改良とボディーの補強の効果がはっきり体感できる。
特筆すべきは高速道路での安定性である。前ヴィッツでは何となく100km/hが丁度いいと感じていたところ、110km/hでもまるで怖さを感じないのだった。
積載性

-

スペアタイヤが廃止されていた。
前ヴィッツ(4WD車)ではラゲッジボード下に鎮座するスペアタイヤの周りに使用頻度の少ない資材やシーズンオフ中のワイパーブレードくらいしか入らなかったが、今度のヴィッツは2段ラゲッジと呼んでいいほどであり、ボード下が大容量で嬉しい。高さ10cm少々あるコーススレッド1箱とか、滅多に使わないモノをボンボン放り込める。
ラゲッジボード面は敷居との段差が小さいので重量物の上げ下ろしがやりやすいし、後席を倒せば段差の無い空間にできることに業務上助かっている。
燃費

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まだ1タンク空にするほど走っていないので満タン法燃費はまだ分からない。
平均燃費計で確認すると、札幌都心を回って職場に戻るような使い方では10km/Lは行かない。
アイドリングストップが付かないことに時代遅れを感じてしまうが、しかし、ガソリン代を負担するのは全て会社であり、自分の財布に傷がつく訳ではない。こうなると燃費が良かろうと悪かろうと星の数には何ら影響しないのである。
価格

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故障経験
ない。

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