トヨタ ヴィッツ 「レンタカーに相応しい(特に離島) 沖縄旅行に行った時に丸４日間レンタカーで乗りました。 まず沖縄に着いて驚いたのは、沖縄の道は「レンタカー＝ヴィッツ」」のユーザーレビュー

レンタカーに相応しい(特に離島) 沖縄旅行に行った時に丸４日間レンタカーで乗りました。 まず沖縄に着いて驚いたのは、沖縄の道は「レンタカー＝ヴィッツ」

2012.10.11

総評

レンタカーに相応しい(特に離島)
沖縄旅行に行った時に丸４日間レンタカーで乗りました。
まず沖縄に着いて驚いたのは、沖縄の道は「レンタカー＝ヴィッツ」と言える程の‘レンタカー・ヴィッツ’の増殖数。実際に乗ってみて、その理由が判りました。その理由は後で記載します。
詳細は長所・短所で記載しますが、個人的な感想は、自分だったらセカンドカーとして考えても購入はありえない。他社の車を探します。ただでさえ、このカテゴリーはポロなどの輸入車も含めて激戦区。そんな中でこの車を選ぶだけの魅力と言うのか、何か特出しているものを感じられませんでした。
外観のデザインだって先代の方が良かったですし、内装は退化著しい。走りや安全装備の充実さはスイフトやスプラッシュの方が上、空間の広さはフィット、燃費はデミオ。価格だってそんなに安いわけでも高いわけでもない。
ただトヨタというだけの中途半端な車というのが私の総評です。
まぁ、トヨタらしいと言えばトヨタらしい車かもしれませんが、そんな大して特徴もない中途半端な車が普通に結構走っていることを目にすると、改めてトヨタの販売力は凄いな･･･という印象を強く感じました。

満足している点

長所は数少ないが、ブレーキ性能だと思う。履くタイヤにもよるだろうが、よく効き停まる車だとは思う。走る車より、停まらない車の方が恐怖なので、この点は素直に評価したい。事実、沖縄自動車道で不覚にもおもいっきり急制動をしてしまったのだが、思っていた以上の効きでこれには感心した。
それとセンターメーターを廃止した事は良いと思う。単に慣れかもしれないが、無駄な視線移動が無くなったのは良い事だと思う上に、センターメーターだと、どうもハンドル周辺が殺風景に見えて嫌だったのだが、やっと普通になったという印象。
また平坦な道かつ、一般道の普通の運転に限れば、まぁ我慢出来るであろう加速性能と取り回し。80km/hまでなら比較的よく出来たCVTのお陰でわりとスルスルと走る上に、取り回しも小回りも利いて良好。近所のスーパーへの買い物や、最寄りの駅までの送り迎え程度の用途に限定するのであれば、特に性能面で不満はないと思う。

不満な点

80km/h以上の走行は相当厳しい。タコメーターがないので、何回転からは分からないが急に騒がしくなるエンジン。正直不快。
3気筒エンジンで1リッターだとこの程度の性能しか出せないのか？それとも燃費優先で意図的にエンジンの回転数上昇を抑えようとしているのか？高速道路に入ったとき等、信号のないT字交差点等で右左折した際、アクセルをベタ踏みでもエンジンは騒ぐだけで全く加速しません。本当にイラつきます。
また一般道で走っているにも係らず、直進時のハンドル応答性に違和感があります。どこか自分の意としない不自然なフラつきを感じます。運転していて落ち着きません。
加え、ワイパーアームが１本しかないのはダメ！事実、沖縄滞在中、夕立の様な雨に何度か見舞われましたが、その際、1本では２本より反復運動に時間がかかるので、すぐ役立たず状態に陥りました。コスト削減なのでしょうが、ワイパーの他、様々な安全装備を省いている姿勢に疑問を感じます。ドイツ車を見習って欲しいです。「もしも」の時に非常に重要な装置ですので、こういう事は絶対にしないで欲しいですね。
さらに、最近の国産車の流行なのかAピラーが寝ているため視界にピラーが入って少々邪魔な印象を持ちました。
そして、最大のコストカットと言える短所。それはダッシュボード等の内装の質感。ハッキリ言って最悪です。10数年前の商用車レベルの出来です。プラスチックを多用するのはまだ我慢できます。しかし、この質感とデザインのプラスチックパーツを何故採用しなければならなかったのか？その理由が全く理解できません。「ザ・安物！」と一目見て判断できる代物。無意味にザラつきを演出、それが乗る人に対し、ただ雑な印象しか与えない、どうしようもないクオリティです。
トヨタのこの車に対する情熱を全く感じない。コストカットの為に、車として大事なモノ(所有する喜び、運転を楽しむ喜び）をあまりに削り過ぎてしまったこと。それがこの車の最大の短所といえる。
総評でも記載したが、まさにレンタカーレベルの車。短期間乗るのであれば我慢出来るが、普通に購入して所有し続けるとなると、それはストレスにしかならず、絶対に私には無理。
ただ、内装が我慢できるのであれば、沖縄の様な島で、高速があると言っても速度上限が80km/hしかない道路条件化の地域ではヴィッツのポテンシャルは適しているとも言える。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験