自動車の所有権について教えていただけないでしょうか。

Question

今年の６月に新車の申し込みをし、現金一括にて支払いを致しました。申込時に確認書と言うものにサインをし、その中の項目に一年間の所有権を留保します。とあります。
理由としては、早期売買、転売を防ぐためとあります。そこにサインを致しました。が
色々あり 売却も含めて考えています。まもなく納車になります、所有権を渡してほしいと販売店にお願いしてみましたが一年間はお願いしてあります。できません。お願いです。と言われております。大きな出費が７月末にあり、金銭的にも少し困っています。
所有権を渡して頂けるいい方法はないでしょうか？
宜しくお願いいたします。

Answer 1

転売防止目的で【会社】が指示している訳でもなく『販売店』が独自に行っている確認書を確認して署名している場合だと難しいと思います。

確認書と言っても証拠能力は高いので、販売店と購入者が了承してサインしている認識になります。

確かに急な出費で現金化したく、転売目的ではない場合でも確認書に署名しているので双方(販売元と主さん)の協議は必要になります。

理由を伝えても販売元は確認書を盾にしてくるのが基本です。
主さんが強制的にサインさせられた訳でもなく、納得してサインしているのも事実かと思うので法的にも有効になっています。

購入者(主さん)が金銭的な理由での売却希望と相談しても確認書内容の破棄を認めてくれなければ、法的に弁護士を介入させるしかないのでは？って思います。
(弁護士介入しても破棄できるか分からないので、無料相談から始めましょう)

もしくは、所有権がある販売店に売却して現金化するかの二択かと思います。

金策しながら有効期限の1年間の保有をして、解除後に売却するかですね。

Answer 2

原則として、所有権留保に合意があり、交渉でもNGとあれば、できません。
ただ、何ら正当な理由なく、売主たる自動車業者が一方的に所有者の所有権を制限するその条項は、無効というべきかもしれません。

そもそも所有権留保は担保ですが、代金は完済していますよね。自動車販売業者にとって担保すべき債権は存在せず、単なる所有権侵害とも思えます。

したがって当方なら、自動車業者に対して上記の旨主張し、それでも所有権移転（対抗要件具備？移転登録？）に協力しないなら、弁護士、国民生活センター、その自動車販売業者が所属する団体、警察（古物商許可を取っている場合）に相談せざるを得ないとして、強気で交渉します。

それでも応じなければ訴訟ですね。

Answer 3

買ったお店に買い取ってもらうしかありません。