インセット30の平成20年式のシエンタ にインセット43のホイールを付けれますか？

Answer 1

2008年式シエンタ(81系)純正ホイールは
・14×5.0J+33
・15×5.0J+33
の2サイズですね。14インチも15インチもリム幅が5インチでインセットが33mm共通になります。この純正サイズを基準に装着できるかどうかを検証しますね。

しかしながら、インセット43mmだけの情報ですと履けるかどうかは判定困難です。履けるかどうかはリム幅と、ホイール裏のデザインによリ判断が分かれます。

■ リム幅による検証

例えば、純正「5.0J+33」から、同じリム幅の「5.0J+43」にすると、ホイール全体が10mm内側に引っ込みます。81シエンタの場合、内側に10mm引っ込んでもリムやタイヤの内側がサスペンションやフェンダーの内側に当たることはありません。リムが内側方向へ出っ張っても30mmくらいまでなら大丈夫です。

そこで、インセット43mmのまま、リム幅を広げてどこまで入るかを計算してみました。以下、一覧ですが、例えば「6.0J+43 (内+22.7mm/外2.7mm)」の場合、純正ホイールより内側に22.7mm広がり、外側に2.7mmツラ出しされるという意味です。

5.0J+33 (基準 内0mm/外0mm)
5.0J+43 (内+10mm/外−10mm)
5.5J+43 (内+16.35mm/外−3.65mm)
6.0J+43 (内+22.7mm/外+2.7mm)
6.5J+43 (内+29.05mm/外+9.05mm)

折角のホイール交換なので、ツラが外側に出たほうが見栄えがいいです。その意味では「6.5J+43」 がベスト、次がが「6.0J+43」で、「5.5J+43」だと、少し見栄えは悪くなりますが純正とあまり変わらず。そして、「5.0J+43」は見た目も悪くお勧めできません。

■ ブレーキキャリパーとの干渉

特にフロントブレーキキャリパーは大きく分厚いのですが、このキャリパーはホイールの裏側がぶつかって装着できないというケースは多いです。

81シエンタのキャリパーは大きくはないのですが、インセットの大きなホイールを選ぶと当たることも考えられます。同じインセット43mmでも、ホイールのデザインや構造によってホイール裏側とキャリパーの隙間が異なるのですね。

例えば、モノブロック(ワンピース)ホイールで、カタログに「16×6.5J+38」と「16×6.5J+45」とインセットのみ異なる2サイズがラインアップされていたとします。この場合、インセットが7mm異なりますが、「16×6.5J+38」のホイール裏のハブ取付面を7mm削り取ったものが「16×6.5J+45」になります。結果、ホイール裏とキャリパーの隙間は7mm狭くなるわけです。
3ピースホイール等はまた異なった設定であり、ビッグキャリパー対応のホイールだと、キャリパークリアランスが広く設計されていたりします。
なので、候補のインセット43mmのホイールがどんなデザインかによって装着の可否が分かれるのですね。

■ 当たってしまったら？

＜3〜5mm挟込スペーサー＞
カーショップ等で3〜5mmのスペーサーが売られていますが、これはキャリパーやサスペンションアームに当たってしまう場合に取り付けるアイテムです。5mmスペーサー程度までの装着は無加工で大丈夫です。恐らく、キャリパーが当たる場合、81系シエンタはこれで大丈夫と察しています。しかし、5mmスペーサーでも当たる場合は別の対策をとることになります。

＜ロングボルト＞
ひとつは、ハブボルトをロングボルトに打ち替えて、10mmスペーサー等を装着する方法。

＜ワイドトレッドスペーサー＞
もうひとつは、ワイドトレッドスペーサーを装着する方法。この場合はホイール裏にボルト逃げが必要になります。ボルト逃げとはハブ取付面のボルト穴とボルト穴の間の凹です。

以上、長くなり失礼いたしました。ご不明な点などありましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

質問者からのお礼コメント

細かい所まで教えていただき
ありがとうございました。

Answer 2

13ｍｍ内側に入るのですがホイールの幅も関係します。
ブレーキ関係はほとんど干渉しないと思います。

Answer 3

オフセットのみ、13mmの違いなら可能でしょう。
また、
オフセットの違いで、キャリパーへの干渉はあり得ません。
ボディーor足回りへの、干渉はあり得ることですが･･･

Answer 4

たぶんNGでしょうね。今のホイールで、ホイールとブレーキキャリパーの隙間が14mm以上あればギリギリ可能かと思われますが。

Answer 5

ホイールマッチングは、インセットだけで無くホイール幅も含めてトータルで判断しないとなりません。