SR20DETエンジンについて

Question

SR20DETは構造上、高回転までまわすのが苦手とされていますが、チューニング（ロッカーアームストッパー取り付け、ハイドロリックラッシュアジャスター撤去以外）で
レブリミットを引き上げる方法はありますか？

SR20VEのヘッド移植はどうなんでしょうか？

詳しい方、ご教授よろしくお願いします。

ＰＳ レブの引き上げはそこまで回すのではなくて、シフトダウンなどの保険の意味をこめてです。

Answer 1

当然コンピューターでレブを上げてからの話ですよね？

前記前提で自分の経験を言いますと ちゃんとシム調整して強化バルブスプリング入れてオイルポンプをＳ１４かＳ１５の純正品新品付けて ９０００は余裕で回してました一度もトラブった事はありません あとレブるからロッカーがジャンプする訳でレブをコンピューターで無くしてもらったですけど不具合は無かったです

逆に壊した経験もあります ロッカーストッパーを付けてる時は頻繁にロッカーが割れてましたし傷があったりカムが当たる部分が減ったロッカー付けて回すと外れたり・・・

ラッシュ仕様でも正常に油圧が掛かりシム調整が出来てればＲＸ－６タービンで タコメーター振り切るまで回しても問題は出なかったですよ

ＶＥヘッドは構造上その様なトラブルは出ないでしょうけどまだまだお金の掛かる改造ですよね～（ヘッド交換してマニやその他も問題ありますから）


参考までに・・・

質問者からのお礼コメント

ご回答ありがとうございました。

Answer 2

ＳＲエンジンはＹ字ロッカーアームを介しバルブを駆動します。

バルブの質量に対しバルブスプリングのレートが適切でなく、
高回転時にバルブがカムに追従しなくなる「バルブジャンプ」が
発生しやすいと思われます。

また、Ｙ字ロッカーアームは油圧ラッシュアジャスタにより支持されています。
油圧コントロールが不適切だと、高回転時にアジャスタが縮んだ
状態となり、Ｙ字ロッカーアームが浮動して脱落します。

Ｙ字ロッカーアームが脱落するとカムシャフトにより粉砕されます。

原因はこれのみですので、バルブスプリング、ロッカーアーム、
ラッシュアジャスタ、の３点について改良が必要となります。
ＨＫＳに一括交換キットがあるみたいです。
ほかの個所ではこの不具合を改善することは不可能です。

強化バルブスプリングに変更した時点で、そのエンジンは
レーシングエンジン並みのケアが必要になります。
オイルの粘度見直しや交換周期の短縮が必要です。

ＮＥＯＶＶＬに換装できたとしても、マージンはわずかです。
ＶＶＬも電子制御ですからほぼ困難であると思います。