トヨタ RAV4 PHV 「試乗の時より好印象の乗り心地とハンドリング」のユーザーレビュー

試乗の時より好印象の乗り心地とハンドリング

2020.11.8

総評

ディスプレーオーディオの画質を除けば、T-CONNECTの使い勝手向上や渋滞時の自動追従のスムースさアップなど細部で初期RAV4より改善が見えるのはプラスです。乗り心地や静粛性、ハンドリングの正確さ（但し重さは感じます）など、総合的にはアドベンチャーの前に乗っていたクラウンRS以上のハイレベルです。

満足している点

試乗車がない中で、ディーラー本部やメガウエブで試乗しましたが、納車後1000キロの印象で乗り心地、静粛性、ハンドリングすべてが更に好印象になりました。

不満な点

アドベンチャーからの乗り換えなので、内装の微妙に地味なところは分かっていますが、もう少しアンビエントライト類が充実しているとよいでしょう。車でテレビなど見たことがないのであまり関係ありませんが、やはりディスプレイオーディーは20年前のナビレベルの画質なので、地図表示の粗さが、特にアドベンチャーと比べて目立ちます。

デザイン

4

RLACK　TONEでここまでやるなら、Bピラーもピアノブラックにしてほしかったです。しかたがないので、ステンレスピラーガーニッシュで加飾しました。ウインカーのLEDはアドベンチャーで2万5千キロ使ったものを移植しています。ついでにLEDリフレクターも装着しました。不評の電球類はアドベンチャーから移植せず、すべて電球色LEDにしましたが、かなりの明るさで満足しています。

走行性能

5

アドベンチャーに比べると大橋JCTなどタイトカーブではさすがに重さを感じますが、重心が低いことで安定感とスムースさはアップしています。高速での安定感もワンランクアップですが、NORM,ECOMモードでのステアリングの軽さだけはいただけないので、常にスポーツモードを選択しています。アドベンチャーではECONでもステアリングは適度な重さがありました。

乗り心地

5

足回りのしなやかさと静粛性、段差乗り越え時のショックの少なさはアドベンチャーの比ではなく、クラウンRSのコンフォートモードに迫るものがあります。アドベンチャーに比べ、重量があるせいか、特定の路面で出ていたわずかなピッチングも解消され文句なしの快適さです。

積載性

4

アドベンチャーと比べるとデータ上は１００L 容量が減っていますが、ゴルフバッグ2個搭載ではなんの違いも感じません。しいて言えば、洗車、整備キットすべてをしまえたトランク床下収納の容量が減ったことが若干の不満材料です。それでも三角板からエアポンプ、バッテリーブースター、トルクレンチと充電ケーブル程度は余裕で収納できます。

燃費

5

まだ1回しか給油していませんが、満タン法でそれぞれリッター21弱と22弱とカタログデータ並みの燃費です。一方でフル充電でも80キロも走れないので、充電の電気代とガソリン代ではガソリンがやや安いという結果になっています。もっともこれは最近ガソリンアプリのポイントが次々飛んできて、2回ともリッター115円で給油できたからですが・・・

価格

5

まあ、値引きはそこそこでしたが、東京ということもあり補助金とあわせると100万円弱、これに久しぶりの買取店によるT-UP公示＋40万円の買取価格で全体としては大満足です。

故障経験