燃費なんでそんなにちがうの～？

Question

私はトヨタの中古車ＲＡＶ４Ｊ（１９９８年式２０００ｃｃ５ＭＴ前輪駆動）に乗っているのですが、カタログ燃費が１３．６ｋｍ/ｌで、グリーン免許なので街乗りでカタログの数字程度しか記録できません。最高でも１５チョイです。しかし、なんと今どきの車はＡＴでも３０ｋｍ/ｌ程度のものもあるようですね。二倍以上違います。なんでそんなに違うのでしょう。自動車をつくる技術のどこがそんなに進歩したのでしょうか？

Answer 1

ちょっと前の時代の車は


例えると・・・

ガソリン1Lで
最高100の力が出せるとします

昔：70

今：95

という感じになります


つまり昔の車は

ガソリンの持ってるエネルギーを

ちょっとしか出せて無いんです



なので

昔の車が今の車と
同じパワーを出すには

上で分かるように
余計に燃料を必要とします

だから燃費が悪くなるんです



ガソリンのもともと持ってる力を
いくらエネルギーに変えれたか

ということを
専門用語で「熱効率」と言うのですが

今の車は、その熱効率を
あげることに成功しています


簡単にまとめますと
今の車が昔の車にくらべ、進歩したところは

「ガソリンをしっかり燃焼させている」

ということです



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ちなみにATですが
いまのATは凄いです＾＾

MTよりも燃費がいいってほど
技術が向上してきました！

CVT（無段変速機）だと
遥かにMTより燃費がいいです

質問者からのお礼コメント

なるほどです。
「熱効率」、明後日の化学熱力学中間試験の範囲ですゎ
可逆エンジンの熱効率はみんな同じだけど不可逆エンジンの熱効率は違う、ってことですね。

Answer 2

＞CVT（無段変速機）だと
遥かにMTより燃費がいいです

これは誇張という表現です。ＭＴに比べると燃費は悪いです。ＭＴは個人の技術次第で燃費もかなり異なります。

Answer 3

自分が以前に乗っていた１６００ccのナンチャッテＳＵＶは１０・１５モードのカタログ値は１６．５km/Lの実質１７km/Lでした。現在乗っている１５００ccのコンパクトワゴンのカタログ値は１８．５km/Lの実質２０km/Lです。エンジン形式はほとんど同じでミッションも同じ形式のＣＶＴです。排気量も実質では５０ccしか違いませんから数値的にはほとんど同じに為ります。しかし現在の車はピストン側面にモリブデンスポットを設けたり、クランクシャフトのローラーベアリングを滑らかにしたり、あらゆる所の低摩擦化をしています。またミッションの制御に於いてもアイドリング停止中の噴射量を極力抑えたり、エンジンブレーキでの燃料カット領域を拡げたりしています。また補機類ではオルターネーターの容量を落としたりエアコンコンプレッサーの電磁クラッチ制御を早めに行ってまでも負荷軽減をします。そう云う細かい技術の積み重ねで燃費の向上に努めているので、磁石のシートを貼ったりガソリンタンクに何か入れたりしてのグッズでオカルトっぽいのもメーカーは真面目に研究している様です。写真のように乗り手のテクニックも影響はしますがね‥燃費を追求している人はこれくらいは平気で出しますし、自分の最高値も２９．７km/Lです。そんな数値は出ない、出せない、言っている人は所詮テクニックの無い人です（尤も、写真の数値を出す為には随分頑張って居ますけど）。

Answer 4

全部です。
エンジンのエネルギー変換効率を上げた
車の電子制御でエネルギーの無駄遣いを減らした
フォルムを流線型にする事で、空気抵抗を低減した。
各部品は強度を維持しながらも軽くした、また、力学的に摩擦の少ない形、組み方をした

自動車は工学系分野の学問の集大成に等しいものです。
つまり、どこかの分野で発展があれば、何らかの形でフィードバックされます。
これが、近年の車の燃費向上につながった要因です。

Answer 5

＞車はＡＴでも３０ｋｍ/ｌ程度のものもあるようですね。
ないですよ。
今現在でも、燃費が30km/L超えるのはハイブリッドカーだけです。

20km/L以上の車も排気量が小さいです。1300cc以下。

25km/Lを超えるガソリン車は、アイドルストップシステム搭載車です。