トヨタ ライズハイブリッド 「1年半程所有した感想です。」のユーザーレビュー

1年半程所有した感想です。

2023.12.3

総評

日頃から丁寧な運転を心がけていれば不満は少ない車だと思います。
コスパに優れている分コストカットされている箇所は多いため、購入時にはそこを理解する必要があります。

満足している点

乗り出し価格は安いですが、必要最低限の走行性能を兼ね備えているため、通常に運転する分には非常に満足しています。

不満な点

価格が安い分、さまざまな場所でコストカットされているのは仕方ないですが、スマートアシストの性能が低すぎて、かえって危険に感じることがあります。

特に、高速走行時に使用するACCの挙動が不安定で、せっかく搭載されているのにも関わらず使用しなくなりました。
・前方に車両がいるがなかなか認識せず、認識したと思ったら急減速する
・前方に車両がないのにも関わらず、何かを認識して急減速する
・前方の車両の認識が外れたら目的の速度まで急加速する。
・ハンドル支援が自分のハンドル操作の邪魔をしてくる
上記4つの理由から、ACCの使用は追突事故を誘発してしまう可能性があり危険だと判断して、使用しなくなりました。
安全に関わる部分なので、ここはコストカットせずに良いものを積んで欲しかったと思います。

デザイン

4

5ナンバーサイズと小さい車ですが、正面から見た時にボンネットが大きく位置が高いためか、車格よりもゴツく見えます。
ただ、横と後ろから見るとやはり小さく感じます。

走行性能

3

モーター駆動で170Nと1800ccの車と同等のトルク性能があるため、発進時の加速では不満はありません。街乗りでは十分な走行性のだと思います。
高速走行に関しては、モーター駆動のライズではやや非力に感じます。
80km/h巡行までは比較的快適ですが、それ以上の速度域では踏み込んでもエンジン音は大きくなりますが加速に時間がかかるため、パワー不足と感じます。

乗り心地

2

・足回りはかなり硬く感じます。
路面の状態が良いと快適ですが、少し状態の悪い路面を走行していると、かなり車が揺れ、同乗者からもクレームが来ます。
高速走行時は常に車体が微振動しており不快に思います。

・静粛性は、エンジン音が大きすぎるためか、全く遮蔽されておらず、うるさいと感じます。
発進時は20km/hからエンジンがかかり、加速中は3気筒特有のエンジン音がずっと車内に響いています。
エンジンがかかっていない時は、街中ではロードノイズも抑えられていて静かだと思います。
高速走行時はロードノイズが入ってきます。会話ができないほどうるさいわけではありませんが、『ガソリンモデルと比べ吸音材を追加し静粛性を高めた』と謳っている割には遮音できていないなと感じました。

積載性

-

燃費

5

シリーズハイブリッドの特性を理解し低燃費運転を心がければ、平均30km/Lは出せます。
条件が良ければ40km/L超えることもあります。
ただ、ハイブリッド車の特性上、冬場に暖房をつけると燃費が大幅に落ちてしまい、24〜27km/Lほどになってしまいます。

価格

-

故障経験