日本の公道に、３００馬力の車は必要ですか

Question

あるお客様から、新型のスカイラインＧＴＲとマクラーレンの新型との説明を聞きました。

お客様曰く、「凄い馬力があるんだよ。でもね、でもだよ。日本の高速道路は最高でも１００ｋｍ／ｈでしょ。それだと、３００馬力を超えるエンジンは、宝の持ち腐れだよねー、どう？そうは思わない？ね？思うでしょー、無駄だよねー」と力説されてしまいました。

無駄なんでしょうか？

ちなみに、私の車はラクティスの１５００ｃｃで１００馬力の車でーす。
結構、力はあると思いますけど・・・・。

補足

ちなみに、そのお客様の話は「自慢話」です。来店の時に乗ってきたのは、赤いフェラーリ（排気量は５リットルあるんだよと言ってました）でしたし、ＧＴＲ（スカイラインＧＴＲと言ったましたけど？）も予約したそうです。

Answer 1

今までの僕の車歴を馬力で書くと７？馬力⇒１２５馬力⇒２５０馬力⇒８５馬力です。

この中で運転してて一番"楽"だったのは２５０馬力の車で、運転してて一番"楽しかった"のも２５０馬力の車ですね。
荷物を乗せても人を乗せても坂道でも何でも余裕の走り、ゼロ加速でも時速８０kmからの加速でも余裕たっぷり。
とにかく楽で楽しい良い車でした。

でもハイパワー車は無駄と言えば無駄です。

７？馬力の車や８５馬力の車は確かに余裕は無かったけど、ちゃんと普通に走るし普通に加速はするし低燃費でした。
ただ楽か？楽しいか？と問われれば答えは「あんまり」って感じです。

僕は無駄と知っていても金が有るならハイパワー車が良いです。
本当ならハイパワーなＭＴ車に乗りたい、でもソレが無理だから８５馬力の低出力車に乗って、「この車は低燃費で良い」と我慢してます。

車は身の丈に合うモノを選ぶもんです。
高収入の人なら高出力な高級車を選べば良いだろうし、一般庶民は低出力で低燃費な車を選べば良いんですよね。

だから３００馬力overの車は一般庶民には無駄でも、高収入な人にとっては無駄では無いんですよね。
逆に言うと金が有り余ってる人にとっては、わざわざ低出力で低燃費な車を買う方が無駄なのかも…。
どうせ買うなら"楽"で"楽しい"車を買わなきゃ損でしょ？

質問者からのお礼コメント

皆さん、沢山の回答ありがとうございました。余力・余裕。確かに、普段は無駄でも、運転には、ある程度は必要ですし、技術開発という面でも、極限を追求する必要性はありますね。「身の丈にあったものを選ぶ」、この言葉が一番、しっくりときました。

Answer 2

無駄か無駄じゃないかの２択であれば、無駄だといえるでしょうね。
しかし、その無駄の上に成り立っているのが世の中と言うものです。世の中と言うのが大袈裟なら、人間社会といっても構いません。

いったいそのお客様とやらは普段どんな暮らしをしているのでしょう。私には不思議です。住まいは？食生活は？服飾は？
例えば、４人家族で暮らすなら、最大で４ＤＫの広さがあればいいですよね。それ以上は無駄ですから。
食事は空腹を満たし、必要な栄養素を摂取できればいいんですよね。たとえ私のような無駄だらけの人間から「それじゃぁメシじゃなくってエサだろ」と言われたとしても、旨いものなんて無駄ですから。
スーツは夏冬１着ずつあればいいんですよね。洗濯屋に出すことを考慮しても２着ずつあれば充分ですよね。ネクタイは１本、靴は１足あればいいんですよね。それ以上は無駄ですから。

でもね、それじゃぁ世の中は立ち行かなくなるんですよ。
人って奴は勝手なもので、自分に直接関係の無いことや興味の無いことに対しては、しばしばそうした発言をしたがるものです。
ところが、自分の趣味や嗜好となると話は別で、他人の目には無駄としか思えないことを少なからずやっていたりするものです。
要するに、「手前のことは棚に上げて」好き勝手なことを言っているだけの、幼稚な人間としか私なんぞには思えません。

なににせよ、「無駄」の一言でなんでも簡単に片付けたがったり、他人の趣味や嗜好を認めようとしないのが、昨今の日本人の最も悪い性癖の一つです。
そのいい例が、元は六流以下のタレントだったどこかの政党のカス女で、伝統文化の継承までをも「無駄」の一言で切り捨ててしまいました。

無駄の無いところには文化が生まれませんし育ちません。
もっとも、自動車は文化ではなく文明だというならそれはそれで構いませんが、車は移動のための便利な道具に過ぎないと言っているうちは、欧州車のような（性能や壊れないと言うだけではない）魅力ある（と世界が評価する）車など永遠に作ることは出来ないでしょう。
なぜなら欧州の人間は車が文明であると同時に文化である事を知っており、たかが車をその国ごとの誇りとまで考えるからです。

文化の無い国、およびその国民はただの野蛮人です。
文化とは無駄を認め、他人の嗜好を認める多種多彩な環境と寛容な精神から生まれるものです。
だから３００馬力の車だろうと、ウソ８００馬力の車だろうと絶対に「無駄」ではありません。
唯一の例外は「自分にとっては」と言う場合だけです。
ま、こんな事は車に限らずなんでも同じなんですがね。

無駄な能書き失礼しました。

Answer 3

趣味には必要
営業車には不要

Answer 4

高出力の車やバイクについて賛否両論あると思います。

結論から言うと、
私は３００馬力の自動車は必要だと思います。
馬力というのは仕事率を表しています。

「GTRだからマクラーレンだから300馬力」というのは
当たり前の事のように思えますが、
オーバー３００馬力、そこまで出力を出せる技術力という点では評価されるべきことだからです。

たとえば軽自動車で５０馬力の車と、3００馬力の車があったとします。
おそらく売れるのは3００馬力の軽自動車でしょう。
一般道を走るなら５０馬力もあれば十分です。
しかし、自動車を購入する上で重視されるのは、居住性やエコにあわせて走行性能です。

私は貧乏人のため不要なのですが
マクラーレンもGTRもフェラーリもランボルギーニも仕事の上で運転乗車経験があります。
公道では、はっきりって上記のどの車も渋滞の中に入れば軽自動車と同じです。
下手すりゃ目的地まで原付バイクの方が早いかもしれません。

女性がGUCCIやシャネルのカバンを欲しがり、ステイタスとするのと同じで
高級車も好きな人からすれば、一種のステイタスなんです。
特に男性は心理学的にセックスシンボルや自己誇張に使用する傾向あるようです。


あと特殊な例としては、一部の自動車レースで使用するには
「ある一定以上の販売をした、いわゆる市販車でなければならない」
と言うレギュレーションがある場合もあります。
そのためマクラーレンの販売に関しては、おそらくレギュレーション対策だと思われます。

因みに私は車を手放し、オートバイライフを楽しんでいます。
250ccですけど、よく走り燃費も良く渋滞知らずです。
雨の日はツライですが…

Answer 5

必要ないといえば必要ないですが、
良い車（パワーのある車、性能の良い車）を持ちたいってのは、有名ブランドの財布を持ちたいとか、見栄えの良い服を着たいとか美味しい物を食べたいってのと同じようなものです。
その人が車に興味が無いから理解できないだけの心の狭い人なだけです。
お前の中身はカスなのに、ブランドで着飾っても意味ねーよ、美味いもの食ってもお前が偉くなるわけじゃねぇぞｗって言ってあげ…るわけにはいかないですね、お客さんだと。

Answer 6

公道に３００馬力の車は無駄だとしても、
社会に無駄は必要なんです。

Answer 7

公道だけじゃないんだよねー、車が走れるとこ。

サーキットで、思う存分３００馬力を発揮しましょう。（発揮できれば。）

あ、ちなみに公道だと５０馬力あれば十分ですよ。
自分は軽ですが、きちんと法定速度で走っていれば、なんら不満はありません。

Answer 8

はっきり言って、そんな馬力は 必要が無いですね。

でも、そんなに 「すごい」車に乗っているという満足感を必要としている人は
存在します。 大きな車に 満足する人も 居られます。

女性の 指輪や化粧は ムダじゃないか と思う男性も居るでしょう。
でも、女性にとっては おしゃれ が 経済性 より優先することもあるでしょう。

それと同じじゃないかなと思います。
価値観の相違だけでしょうね。

Answer 9

余裕は安全につながると思います。

たとえば、限界に近いスピードで走っている車では、ブレーキで減速しての危険回避はできるが、加速しての回避はできません。

余裕があればどちらでも選択できます。

また、車でも、家電製品でも、ＰＣでも常に能力いっぱいに使っていると、発熱が多くまた、負荷がかかるために寿命が短くなることもあります。

と、もっともらしいことを書きましたけれど、こんなこと考えて車を選んだことなどありません。

ただ好きだから乗っているだけです。

私の車は４００ＰＳオーバーです。

Answer 10

無駄かどうか、で言えば無駄でしょう。
ただし、その次の議論として、「無駄なモノは全て排除するべきか」という問題と常にセットで考えるべきだと思います。
・高価な洋服なんて無駄だよね。見た目なんて気にするべきじゃないじゃん。日本国民全員凍死しない程度のジャージでいいよね。
・美味しい料理なんて味だけ。生きていくだけな有機野菜とカロ○ーメイ○だけたべていればいい。
・テレビでやっているお笑いだとかバラエティーなんて、観なくても何にも困らないぞ。ニュースと教養番組だけ放送するべきだ。
私には、クルマが持つべきパワーが何馬力かは分かりません。ただ、人間の文化の多くは「無駄」で出来ていて、その「無駄」を心のよりどころにしている人もたくさんいることを忘れて、「自分が必要と思わないないモノは世の中に必要ない」と結論づけるのは、ただの奢りだと思います。