トヨタの水素エンジンは排ガスでないだけなら別にMIRAIの様な燃料電池車（FCV)でいいじゃないか？と思うのですがどんなメリットがあるんですか？

Answer 1

・潤滑系の不純物はでますが、ほぼ水蒸気しか出ない
・既存のエンジンでできる
・燃料チャージがガソリンよりも速い
・気体を液体化するのにマイナス253度が必要ですが安全のためマイナス270度程を作り出すことで超伝導モーターの実用化が具体的になった
・超伝導モーターとのハイブリッドが可能
・エネルギーの乏しい国や電力の乏しい国でもカーボンニュートラルが簡単にできる
・BEVやFCV（FCEV）以外のカーボンニュートラルの実現（内燃機によるカーボンニュートラルの実現）
・優れた内燃機を製造できる日本の技術的アドバンテージを活かせる
・クラッチメーカーやオイルメーカーなどコレまでの車屋さんの未来が開ける
などなど

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ブラジルのことを書いてる人がいるので説明します
アルコールエンジンはアメリカのNASカーレース（トヨタも参加してます）で使われてますが、燃えても見えない危険があるのと、小学校の理科室にあったアルコールランプと原理は同じでカーボンはでます

また、小規模ならともかく世界規模での話になったら本来食糧に廻るべきとうもろこしが燃料に廻されて食料危機が起こるとの試算からアルコールエンジンはカーボンニュートラル的には建設的でないと結論されてます

とうもろこしを主食とする国々はとても多く、その中には発展途上の国も多数含まれてます

Answer 2

燃料電池には白金の触媒が必要です。白金は希少金属で高価です。大量生産には向かないのです。
白金に代わる『触媒』の研究も進められていますが、まだ実用化への道は開けていません。
水素エンジンなら『白金触媒』が要らないので『大量生産』が可能なのです。気体の水素では航続距離の問題は有りますが現在確立している技術で実用化できるのです。
水素価格の『低廉化』が実現できれば、水素エンジン車の普及は十分可能です。

Answer 3

単なる宣伝です。
圧縮水素にFCVと同じタンクを使う限り実用化によるメリットなどありません。
実用とは遠くかけ離れた、とほうもなく高額なタンクですから。
単にこんなこともできるというアドバルーンです。
カーボンニュートラルを目指すだけならブラジルがコーンから作ったアルコール燃料ですでに実現しています。
現行のガソリン車を小改造するだけで対応できます。
こっちは経済界にメリットがないので黙殺されてはいるが。
水素関連でばらまかれる高額な補助金等の奪い合いでがんばっているところですね。

Answer 4

価格が異なります
MIRAIは単体で700万超えですが、水素エンジン車の場合
既存の部品の転用が可能です

実際にトヨタはデモ機で、AE86トレノの水素自動車をお披露目しました
しかも、直噴ではなく、従来のポート噴射で作り上げた事からも
汎用性は高く、従来の部品の転用で済む訳です
これにより、コストはFCVに比べ大きく抑える事が可能となります

また、駆動用バッテリーも必要としない点も大きいですね

Answer 5

燃料電池車両のモジュールは大きい
水素エンジンは小型車両のエンジンでも使用出来る。
MIRAIや新型クラウンサイズよりも小さな車につかえてこそじゃ無いの？
逆に燃料電池モジュールは、数を増やして大型トラックやトレーラーで使える。
トヨタ、日野とベンツ、三菱が五分五分で新会社作ったのは、
燃料電池モジュールを共用したいから

Answer 6

充電池が必要無い
駆動用モーターが必要無い
今までのガソリンエンジンとほぼ同じ作りで作れる。