車検の構造変更の申請について。 自分がやるわけではないのですが、海外のカーカスタムの動画を見て思いました。

Question

その動画では、ソビエト連邦製の旧車、Gaz-69に、追突されて廃車になったトヨタプラドのエンジン・デフ・トランスミッションを乗っけており
当然シャシが合わないのでシャシをぶった切って鉄を溶接して延長していました。

そういった改造車でも日本の車検に通る可能性ってあるんでしょうか？
一応、構造変更の手続きをすれば車長が変わっていても可とはありますが
実際のところ、陸運局はどうやってその魔改造が強度基準に適合しているかどうか調べるんですか？

例えば、シャシを上から見て十字にぶった切ってスポット溶接で何箇所か止めただけの、高速でコーナリングしたら十字に裂けてしまうようなアホみたいな改造をした馬鹿野郎がいたとして
アンダーコートで塗装してあったら、ガッチリ全面溶接してあるか素人のスポット溶接かどうかなんて解りませんよね？

フレーム矯正機のようなものに当てて負荷をかけてやるか、あるいは非破壊検査のようなものすごく手間のかかる作業が必要になる気がします。
例えば光岡自動車の超ロング霊柩車みたいな改造車なら、陸運局も信頼して通すんでしょうが、素人の改造の場合ってどうなんでしょう？

そういうとんでもない改造であっても車検って通るもんなんでしょうか？
その場合どういう検査をするんですか？

Answer 1

日本の車検は通るでしょう。

日本の車検は40㎞/h以下で、壊れず、他車を巻き込まずに走れるなるならOKってことになってます。
質問文のような魔改造とまで言いませんが、
ギッラギラのLEDヘッドライトや爆光フォグなども車検に通ったり、
車検の時だけ元に戻して通したりしてます。

余程の爆音がした場合は車検NGですし、
エンジンの型番が変わったら構造変更しないと車検は通りませんが、
ボディ剛性など全く検査しません。
って、ボディ剛性を検査したら、日本製メーカー製でもNGの車は多々あります（ミニバンや背の高い軽は全てそう）


※海外からの輸入の場合、
輸入会社が、その車種ごとに「日本の新車登録試験」を通して、それから初めて輸入できます。
但し、エンジンが違うなどの場合は、排ガス検査だけで日本で売ることができます。これが「並行輸入」です。

が、輸入会社が大金と非常な手間をかけて正規輸入していない車種、例えばオーストラリア製の三菱車などを輸入しようとしたら、
国交省に通うこと数十回の事務手続きと、
どこかの検査場を借りての「新車登録検査」、
衝突試験用に全損当然の一台を別に買って、
費用で1千万以上、一年近い期間が必要です。
・・・光岡自動車もこの「新車登録検査」をするために、国交省と数年間にわたってやり合った。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。勉強になりました。

Answer 2

歪み測定を行います。

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