トヨタ アイシス のみんなの質問

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2008年式トヨタ・アイシス プラタナ2.0の4WD、形式はDBA-ANM15Wです。

ネットの主要諸元だとフルタイム4WDとなってますが、取説みると4WDボタン押したときのみ4WDで、普段はFFとのこと。
どっちが正しいですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

アイシスに搭載される四駆システムは「アクティブトルクコントロール4WD」というものです。
4WDオートボタンがONの状態では「スタンバイ式4WD」となり、4WDオートボタンがOFFの状態ではFFになります。
スバルのような常時四駆の「フルタイム4WD」でもなく、ジムニーのようなドライバーの意思で四駆に切り替える「パートタイム式4WD」でもありません。説明しますね。

■4WDオートボタンONのとき

アイシス4WDは一般的なエンジン横置のFFベースの四駆です。エンジンの出力は前輪に直結していて通常の直進走行では、ほぼFFで走行します。前後輪はプロペラシャフトでつながっていますが、その間にジェイテクトの「電子制御カップリング(ITCC)」が挟み込まれています。このITCCの油圧が高まると後輪にクラッチが繋がり四駆に、油圧を抜くとクラッチが切り離されてFFになります。

通常はFF走行ですが、前輪が空転するなどして、4WDが必要であるとセンサーが感知すると、ITCCの油圧を高めて4WDにします。不要になると油圧を抜きFFになります。

このように必要時だけ自動的に4WDになるものを俗称で「スタンバイ式4WD」といい、雑誌等では「トルク・オン・デマンド型4WD」と呼んでいます。アイシスのように電子制御で四駆に切り替わるものを「アクティブ型」、機械仕掛け(ビスカスカップリング等)で四駆に切り替わるのもを「パッシブ型」と区分しています。

■4WDオートボタンOFFのとき

電子制御カップリングが常にOFFの状態になり、クラッチが抜かれた状態になります。つまり、前輪が滑ろうともFFを貫きます。

■使い方

ジェイテクトのITCCは、トヨタだけでなく、日産もマツダも三菱も使っているものです。通常は4WDのON/OFFボタンはなく、絶えずON状態です。しかし、トヨタの「アクティブトルクコントロール4WD」の中には、このOFFボタン(4WDオートボタン)がある車種が存在したのですね。アイシスもその中のひとつでした。しかし、この4WDオートボタンの存在を知らずに4WDで走行していると思い込んだまま、2WDで乗り続けるユーザーが続出しました。そのため、今ではこのボタンは廃止されています。

使い方としては、チェーンを前輪2輪だけに巻く場合は、4WDオートモードよりも2WDモードのほうが安定して走れます。また、FFと4WDの違いを体感できるという楽しみもありましたね。

今でも、三菱のデリカD5や日産エクストレイルなどは、2WDモードがあるのですが、ダイヤル式で明確にわかりやすくなっており、切替できることを知らないユーザーはほぼいないと思います。

長くなり、失礼いたしました。少しでもお役に立てましたら幸いです。

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質問者からのお礼コメント

2024.3.28 07:39

ありがとうございました♪
(⌒人⌒)

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