1000万以下で買える車で一番速いのはなんですか？直線よりコーナリング性能の高い車希望です。

Answer 1

コーナリング性能の良さは、車両重量が軽いことが重要になりますので、こちらになると思います。
信頼性で劣る外車は選択肢に入れていません。

◆トヨタ ： ＧＲヤリス ＲＺ High performance 456万円

コーナリング性能に有利な点

・車両重量が 1,280 kg で軽い
・駆動方式が４ＷＤ
・ホイールベース 2,560 mm に対し、トレッド 1,535（前）1,565（後） と広い

この３点の中でも、特にコーナーリングに有利な点は、ホイールベースとトレッドからも分かるように、車体が小さいことです。

市販車は、レーシングカーのように空力を得ることが前提の設計ではありませんので、車体の大きさを空力（ダウンフォース）の大きさに変換することはできません。
そのため時速 100 km を超える速度でのコーナーリングでも、タイヤと地面の設置圧は、ほぼ車両重量に依存します。

タイヤの設置圧の左右バランスは、車体の重心の高さに対してトレッドが広いほど有利になります。
ホイールベースは、トレッドに近いほどコーナリングが安定し、リアを振り回さずに済みます。

何より車体が軽いことが、コーナリングでの遠心力を最小限に抑えられますので、最大の利点になります。
また、車体が小さいほど、道幅を有効に利用できますので、旋回角度を下げられることになり、遠心力によるバランスの崩れを最小限に抑えられます。

一般道のカーブを速く走るには、重量が軽いことはもちろん、車体が小さいことも重要です。
４ＷＤが有利なことは言うまでもありません。

上記を総合的に考えると、現時点の国産車では、ＧＲヤリス ＲＺ High performance が、もっとも有利だと思います。
1000万円を使い切る必要はありませんし、価格が高ければ一般道のカーブを速く走れる車が手に入るわけでもありません。
特に日本の山道は狭いところが非常に多く、なおさら車体が小さいことがコーナリングに有利になります。
日本の山道を 10万km 以上ドライブしている私は、このように思います。

ＧＲヤリス ＲＺ High performance にも欠点はあり、それは６ＭＴ（マニュアル）です。
当然ですが、変速時にはクラッチを切る必要があり、そのときに力が抜けます。
ブーストも下がります。
シビアに見るほど、この欠点は大きいと言わざるを得ません。
もし６～７速のＤＣＴ、またはＡＴを採用していたら、変速時の力抜けはなくなり、ブーストもかかりっぱなしで変速できて、ローンチコントロールも採用できて、さらに速い車になったかもしれませんが、これだけは残念なところです。
しかし、シビアに見なければ、十分に運転を楽しめるコーナリングが速い車だと重います。
６ＭＴだけに、なおさら運転者の技術が問われると思います。

質問者からのお礼コメント

価格も安いので良いですね。ありがとうございました。

Answer 2

ケータハムセブン

Answer 3

ロータスエキシージ