トヨタ カローラフィールダー 「数多ある自動車の中の一つの現実解」のユーザーレビュー

数多ある自動車の中の一つの現実解

2023.4.20

総評

四輪駆動で、ある程度の積載性があり、経済的かつ丈夫で安全機能も一通り備わった自動車を、購入当時（2017年）にはこの車種しか私は探し出すことができませんでした。

満足している点

今となっては普通のことなのかもしれませんが、TRC,VSC,6エアバッグ,ハンドルテレスコピックが標準装備だったことでしょうか。
また、CVTのクリープ現象が弱く、トルクコンバータのロックアップもギリギリまでしているためか、低速時等での右足のみでの車速コントロールがしやすいです。（世間的には逆の意見が多いようですが）

不満な点

以前所有していたインプレッサと比較してですが、左サイドミラーの取り付け位置が後方寄りのためか、少し見にくく感じます。
また、7速シーケンシャルシフトも装備されていればなおよかったのではと感じています。

デザイン

3

外装に関しては、オーソドックスなステーションワゴンのスタイルといえるのではないでしょうか。（お口の大きさは、少し気になりますが...）
あとは私の完全な好みですが、フロントやドアモールのメッキは、車両の性格上不必要に思います。
内装に関しては、よくプラスチッキーだといわれているようですが、値段や車格、用途から考えれば妥当ではないでしょうか。
これもまた私の好みなのですが、ピアノブラック装飾はいただけません。すぐに傷がつきみっともなくなってしまいます。

走行性能

3

日本国内で法規を守り走行する分には特に不満が出るようなことはないと思います。
細かいことを言えば、左折時の復元力が弱い・EPSが過剰・ブレーキの初期制動が強い割に、ストロークの奥ではそこまで効かない、といったところでしょうか。

乗り心地

3

ワゴンということで、リアへの積載を考慮してのことか若干固く感じ、空荷状態だと少しリアがバタつくように思います。
静粛性に関しては、それなりには対策されているのでしょうが、ロードノイズはそれなりに車内に入ってきます。最新の同セグメントのものと比較をすれば、何歩も譲るのではないでしょうか。

積載性

3

リアハッチ側からワンタッチで後席を倒せるのが非常に便利だと思います。
ロードバイクは前輪を外して寝かせれば、スキー板ならばそのまま車内に入りますが、私は車内を汚したくないのですべてルーフキャリアに積みます。
私と同じ175cmくらいの身長の方であれば、車中泊も可能です。

燃費

4

燃費に関しては、郊外で20~24km/L,街中で11~14km/L,高速道路で16~19km/Lぐらいです。

価格

-

下取りはせず、中古車買取店に買取していただきました。
Gグレードの4WDに、マット・バイザー・下回り防錆・寒冷地仕様・ボディーコーティング・ルーフレール・マッドガードのオプションで￥2,400,000ほどだったと思います。

故障経験

おそらく沿岸部や融雪剤がまかれる地域を走行するからだと思いますが、3年25,000km時に、マフラーのガスケットが錆びて朽ちたため交換しました