トヨタ カローラフィールダー 「楽しい走りの便利なカローラフィールダーです。」のユーザーレビュー

楽しい走りの便利なカローラフィールダーです。

2017.5.8

総評

車としての耐久性を気にする方にはおすすめです。すっかり古い年式の車になってしまいましたが、程度のよい車がみつかればお買い得だと思います。乗り心地とCVTには注意した方がいいかもしれません。

満足している点

160系よりも140系の方が運転していて楽しかったです。高速走行も160系より140系の方が＋αの余裕があって気持ちよく走れました。近年のクルマではめずらしく、DIYでクルマいじりしやく楽しかったです。

不満な点

シートポジションは、E21#W系カローラツーリングに似ていて、前席のシートポジションが少し低めで、狭苦しい感じでした。後席も狭い感じでした。エンジン音はガサガサしてうるさかったです。タイヤはよく使われているサイズ（195/65R15）でしたが4穴仕様で、スタッドレスタイヤとアルミホイールとのセット買いで苦労しました。5穴ならよかったのに…と思いました。

デザイン

4

かっこいい外装デザインのステーションワゴン。カローラらしくないといえばそれまでですが。Ａピラー絶妙な角度と配置が良かったです。不評だった120系よりも視界は改善されていました。
140系カローラは120系よりもコストダウンされていたようですが、内装もかっこよく個々の部品も丈夫に作られていたのはよかったです。

走行性能

4

ワインディングや高速走行は安定志向で、ハンドルの中立もよい方でした。CVTは走行距離が長くなると滑る感じが出てきました。20万km以上走行したので仕方無かったです。エンジンは1.5Lの1NZ-FEで、耐久性がよく意外と回って面白かったです。少しガサツな感じでうるさいエンジンでした。

乗り心地

3

ノーマルなのにとにかく固かったです。特にリヤサス。荒れた路面で生卵が割れるくらいでした。純正のショックアブソーバーが抜けやすく、結局、車高調に交換しました。大きめのタイヤサイズがSUVみたいで腰高な印象だったので、車高調で少し車高を下げたかったというのもあります。車高調入れたら更に乗り心地が固くなってしまいましたが、高速道路の運転は楽になりました。

積載性

4

ダブルフォールディング機能付きのワンタッチ格納リヤシートは便利でした。ダブルフォールディングは、トランクの奥行が狭くなる点がいまひとつでしたが、荷室が平らになるのはいいと思いました。ゴルフバックが横積みできるので重宝しました。メーカーオプションでルーフレールの設定があってスキーキャリアを簡単に付けることできたのでよかったです。

燃費

4

夏タイヤで高速走行メインなら1リッターあたり16～17kmくらいでした。冬タイヤだど若干燃費が悪くなって1リッターあたり13～14kmくらいでした。車を手放す直前の燃費は1リッターあたり14kmくらいでした。
160系と140系のガソリン車の燃費を比べると、160系の方が若干ですが経済的でした。

価格

5

新車の車両本体価格で200万円以下というのはとても魅力でした。それでいて走行距離20万キロ以上乗ることができたというこの耐久性が凄いと思いました。

故障経験

運転席のシートリフターが使いものにならなかったです。上げてもどんどんシート高が下がっていきました。
20万km以上の走行でCVTが滑るようになりました。21万km以上の走行で足回りはガタガタでした。
その他の致命的な故障は無かったので大変良かったです。