車の5FMTとか6FMTとかのFMTってなんでしょう？ MTとどう違うのですか？ 検索かけましたが全くわかりませんでした。

Answer 1

今のひとじゃあ意味が分からないかも知れませんね。

マニュアル車のシフトレバーの位置は大きく２つあります。
フロアシフトとコラムシフトです。
ＦＭＴは「フロアシフト・マニュアル・トランスミッション」の頭文字で良いと思います。


ＡＴ車ではセレクトレバーがハンドルの根元付近から出ているものがありますけど、昔はマニュアル車でも同じところからシフトレバーが出ている車がありました。
床からシフトレバーが出ませんから、６人乗りの車を作るには都合が良く、タクシーなどでは標準的に採用されていました。

ちなみに、日本で一番最初にコラムシフトを採用したのは「スカイライン」と聞いています。


それまでの車はフロアシフトだったのですけど、現在で言うフロアシフトとは似てもにつかぬものが多く、床のかなり前のほうから長いシフトレバーが手元付近まで延びていました。
自動車自体も、ベースはトラックで、それに座席をつけたような作りだったとか。

当然、シフトストロークも長くなり、力の無い女性が運転するときはハンドルの操作も注意しなければならず苦労したそうです。
そこで、ハンドルからあまり手を離さなくても良いコラムシフトが出てきた訳です。

ところが、1970年頃から様相は一変して、乗用車からコラムシフトが急速に減っていきました。
理由は高速道路の普及。
コラムシフトで多かったのは前進３段のものです。一般路では問題にもなりませんでしたけど、高速道路を走る場合、エンジンの回転を抑えるギアが必要になります。
ところが、コラムシフトではレバーの位置が確認しにくくて多段のミッションには不向きでした。

当時のスポーツカーは全部フロアシフトでしたし、核家族かも進んで５人以上が乗車する機会もほとんどなくなったために、前席は２人乗車でフロアシフトという作りが広まっていきました。
東京オリンピックの頃から高速道路の整備は進んでいたのですけど、1970年に登場したセリカ／カリーナが５速ミッションを広く採用したために、一気にフロアシフト者への流れが出来ました。

その時代にはあえて「フロアシフト」、「コラムシフト」と言う表示をつけていました。


今では、そういう表示を付けることはなくなってしまいましたけど、「ＭＴ」というのはマニュアルトランスミッションで、手動変速装置と訳するのが妥当です。
実はシフトレバーの位置は記載されていないわけで、「FMT」と言う表示にも妥当性が無いわけでもありません。

質問者からのお礼コメント

皆様、回答ありがとうございました。
パドルシフトは知っていたので、それ見たく特殊なやつなのかなと思っておりました。

＞実はシフトレバーの位置は記載されていないわけで…
確かに！ 納得行きました。

回答ありがとうございました。

Answer 2

yoncha_pさんの回答通り。

『フロア→床』ですので、床面から伸びているシフトレバーになります。
より解り易くする為に"F"を足しただけ。
昔のバスなどにはコラム式のマニュアル車がありました。
コラムシフトだと"C"。
4CATとなっていたら4速コラム式オートマ。

Answer 3

「フロア・マニュアルトランスミッション」の略。

この他にステアリングの根元から出ているコラムシフトとか、インパネシフトがあります。また、セミATなどではステアリングにスイッチが付いたパドルシフトなどがあるため。

"F"で、フロアからシフトノブが出ていることを表わしているのです。たぶん、コラムシフトになると"C"になるんじゃないのかな。

Answer 4

Fは「フォーミュラ」の略で
自動車レースの最高峰F１カーに
採用されているミッションを
市販車に搭載したものですよ！

Answer 5

Floorじやないですか?