MTBのバッシュガードについて質問をしたいです。

Question

10年ぶりにMTBを乗り始めたリターンライダーです。
当時はフロントシングル化がちょうど流行り出した頃でe thirteenやシマノのポリカーボネートのバッシュガードをフロントシングルに関わらず、大抵のライダーが装着してた記憶があります。
僕自身も大きい段差を登る時に遠慮なくいけたので重宝していました。

ところが最近のライダーでつけている人はあまり見受けられず、バッシュガード自体の販売も減ったような気がしています。


そこで質問をさせていただきたいのですが
バッシュガードの装着が減ったのはなぜでしょうか？それとも気のせい？？？

チェーンリングのマウント方式が変わってボルト止め出来ないクランクなども増えて、僕の購入した自転車もスラムのセンターロックのようなマウント方法でした。

BB付近に挟み込んだりするタイプもあるようですが、この場合の最適解があればご教示いただきたいです。



それではどうぞよろしくお願いいたします。

補足

言葉足らずでした。 僕のクランクはスラムのGXPという規格のものでした。 よろしくお願いいたします。

Answer 1

ポリカーボネートのバッシュガードは
丈夫で軽量だから人気があった（あります）。
何故無闇矢鱈と丈夫なバッシュガードが必要かと言うと、
障害物などでチェーンリングを傷めないようにするためで、
チェーン落ち対策や
裾が絡まないようにするための装備ではないです。

同じバッシュガードでも
トレッキングバイク用のコンポーネント
SHIMANO DeoreXTのT8000クランクに付いているものと
DH MTBコンポーネントのSaintに設定されていた
シングル用のものとでは
用途が違うものです。

元々フロントシングルでバッシュガードをつけるMTBは
DH MTBが主だったでしょうけど、
フロントシングルがその他のカテゴリにも増えて、
バッシュガードを必要としないシングル車が多くなった。

最近のと言っても
チェーンリングがスパイダーごと交換されるようになった頃ですが
SRAMのダイレクトマウントだと
スチール製のチェーンリングがDH用として設定されていました。
ダイレクトマウントでは強度の高いバッシュガードを付けにくかったので
チェーンリング自体を丈夫にしたのでしょう。

岩などの障害物に対処するには
バッシュガードやチェーンリングだけでなく
スパイダー部分の強度も必要だったので
まぁ合理的っちゃ合理的でしょうかね。

BBに取り付けるものは
更に前の時代、
チェーンデバイスが普及し始めた頃に
それとせっとで装着されるものでしょた。
これはまんまDH MTB用のものです。
そもそも、
ズボンの裾をチェーンリリングから守る機能はなく
チェーンリングを障害物からガードするためのものでしたからね。
ただ、こちらのタイプは
アルミフレーム前提となっていて、
カーボンではそもそも装着できる車種が少ないです。
チェーンリングを保護できても
バッシュガードがフレームを壊してしまう。
BB周りが無闇矢鱈と丈夫だった車種でしか使えない品でしょう。

GXPのクランクということは
つまりはSRAM系ダイレクトマウントなのかなと思いますが、
どうしてもバッシュガードを装備したいのなら
古き良き４穴固定のチェーンリングを装備するためのスパイダーを別途入手して
そこにチェーンリングとバッシュガードを昔のようにつけるしかないですね。
注意が必要なのは
SRAMのダイレクトマウントはオフセット値の設定があって、
特にスパイダー別体型のものは
スパイダーのオフセットを意識してパーツ選びしないと
チェーンリングがフレームに干渉してしまうことがあります。