トヨタ オーリス 「Sports Hatch Back AURIS Customized by SQUARE (2023 Ver.)」のユーザーレビュー

SQUARE SQUAREさん

トヨタ オーリス

グレード:120T“RSパッケージ”(CVT_1.2) 2016年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
4
乗り心地
3
燃費
2
デザイン
3
積載性
3
価格
4

Sports Hatch Back AURIS Customized by SQUARE (2023 Ver.)

2023.11.4

総評
3回目の車検を目前に My オーリスを再評価してみることにしました。(評価内容は一般的なオーリスではなく、あくまで My オーリスの評価であって、ノーマル仕様の評価とは異なります。ノーマル+α仕様の評価は1回目のクルマレビューをご覧ください。 → https://minkara.carview.co.jp/car/toyota/auris/review/detail.aspx?cid=231573 )

また、2023/11/04 現在の車両状態写真もアップしておきました。

(フォトアルバム)
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/album/1559252/


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7年間乗ってみた率直な感想は、オーリスは良いクルマだということ。そして、自分とマッチする車種の中の一つだということ。

前の…2回目の車検の時までは色々苦労も失敗もありましたが、それからはあまりクルマいじりを行わなかったせいかなんとなく平凡な、安定した、それでいて自分のオーリスがどんなクルマなのかをじっくりわかることができた、楽しむ事ができた期間になったのではと思います。

そして、2023/10/22 に ODO 111,659km をその日訪れたディーラーで超えました。

これは何を意味しているかというと、前車 WISH の最終走行距離を超えた日。

そして私が所有した3台の車の中で一番走行距離が長くなった車になったことです。


しかもこの日は加入していた保険会社の提携業者が WISH をディーラーから引き上げる日に近かったこと。 (2016/10/20) 時期も同じ10月。時を超え、まるでバトンを渡されたような…。

そんな気がしています。

オーリスをいつまで乗るか?

当面の目標は 13年・20万km です。

前回の 2021 Ver. に引き続き、このクルマレビューの202x版、203x版をアップできることを目指して。
満足している点
将来は分かりませんが、現時点では自分好みのカスタマイズができて、それぞれがしっかりと性能を発揮していること。

普通に走れてある意味安定してきた感じがしてきたところ。


(鹿児島市の福地模型にて)

日常、どこかへ行く道具としての用途を超えて、どこか知らないところまでも連れて行ってくれる相棒に以前にも増してなった感じがします。
不満な点
十分な性能と機能に満足していて今も新しい車が欲しいという気持ちもないのですが、最近思うことは走行時に後方死角の車両を検知する ブラインドスポットモニター (BSM) 、全車速対応レーダークルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ (HUD) があったら最高だな~と感じます。


---
継続的な不満としては車内スペースと燃費…ですかねぇ~。

ハッチバックにそれをいっちゃーおしめーよ!…的な感じですが、この車の形状だとやはり遠出で車中泊をするには狭いことですね。

1人で車中泊がある長距離ドライブやるだけならば、荷物はまだ十分載るスペースがありますが、運転席をリクライニングして寝るのはつらいです。後席を倒して丸まって寝れば少しは楽できますが、できればやはり足は伸ばしたい。そういう視点でみると、スポーティーな走行性能 + 使い勝手で考えたら、それを実現できるのはやはりワゴンかな~。このあたりはいまでも思っているところです。

ただ前回の 2021 Ver. ~今回の 2023 Ver. の間、実は車中泊を行うような遠出のドライブをやらなかったため、そんなに不便だな~と思うことは無かったです。いや、本当のところはこの現状にもうなれてしまったのだろうと。眠気が来たときに仮眠を取るときはやはり運転席で寝ていたので、しっかりと休めたかというとそこは微妙です。


燃費についてですが、一向によくなりません。 (おそらくたくさん荷物を載せている影響もありますね。)

ただ、以前は夏も冬も関係なく 25℃ 一定でエアコンを動かしていましたが、ここ2年の秋・冬・春で車内が暑くないときはエアコンオフで送風だけとか、エアコンオフで AUTO にして暖房だけの状態ドライブしていました。

フロントガラスが曇るときは窓を少し開けてみたり、曇り取りのデフロスターを使ったり、それもダメなときは仕方なくエアコンを入れたりはしましたが、できるだけエアコンを切るという努力が燃費をいくらか改善した感じ。

また、私は職場の昼休憩の空き時間に年がら年中クルマのなかで寝ているのですが、これも寒いときはできるだけエンジンをかけずブランケットや毛布を被って寒くないようにして寝ています。(冬場は 12~13km/L、長距離ドライブで 16~17km/L 程度。)

逆を言えば夏は寝ている間の20~30分をエアコンをかけてアイドリングしてますので、夏場の燃費は激落ちです。 (夏場は 10~11km/L、長距離ドライブで 15~16km/L 程度。)


私のオーリスはターボエンジン車であることから熱はいくらでも出ますので冬は燃費の稼ぎ時!…て事です。
デザイン

3


2代目オーリスの前期の発売は2012年8月でしたので、たとえ My オーリスが後期 (2015~2018) とはいえベースとなる基本の設計は10年を経過していて古いわけで。


性能や機能的な古さを感じることもありますが、フロントのデザインをじっと見たり、テールランプがライン状のデザインになっていることを考えると、『そうでもないよな~。まだまだ十分に通用するのでは?』っと、古さを忘れさせてくれるところもたくさんあります。

My オーリスのカスタマイズとしては…

2021 Ver. をアップする少し前…2021年9月末ごろからアウトサイドドアハンドルを他車 (カムリ) 流用でハーフメッキタイプに変更していますが、最近は『やっぱり上の写真の時期 (上の写真はハーフメッキに変える前の2021年3月末ごろ) に付けていたブラックマイカが一番よかったな~』と思うことが多いです。また気が向いたらブラックにすると思います。
走行性能

4

納車から5年間、主に補強系のパーツは貪欲に取り入れてきました。


特に3代目プリウス G's、プリウスα G's / GR SPORT のパーツを流用して、 SQUARE 製 オーリス G's を作ることをめざしてましたね。(補強だけは。写真はその一例。)

…と、2021 Ver. で言ってましたが、それから変更することなく今に至ります。

厳しい見方をすれば経年劣化はあるのでしょうが、現時点で不満無く性能を発揮してくれていると思います。

いいですね~。オーリスは。

本当はさらにタワーバーを付けたいのですが、 私のオーリスだとどうしてもエンジンの配管が当たってしまうようなので実現できていません。

タワーバーを付けていた前車 WISH の時のような地べたを這うようなロールの少ない動きをもう一度味わいたいな~と思っているのですが。

逆に取り外したものといえば…

2021年の初夏に取り付けた T.M.WORKS Ignite VSD alpha CI は思うことがあって取り外しました。

車両とは関係ないのですが…

ODO 67,743km の時に交換したタイヤを今もはいています。もうすでに44,187km 使用していますが、溝がスリップサインよりも上でまだなんとかなりそうな雰囲気。 (3.7mmぐらい?)

このタイヤ。スリップサインが出るまでに、この先どのくらい走れるでしょうね。

スポーツ系のタイヤはすり減りが早いと思っていたのに想像を遙かに上回る高寿命。コストパフォーマンス。

オーリスと相性が良かったのか、走らせ方がよかったのか。この期間走った道に直線が多かったのか…。

次もダンロップ ディレッツァ (海外製造) にしようかな?
乗り心地

3

以前と同じで変化無く。堅いと思います。

柔らかくしよう、補強を外そうと思うこともないのでずっとこのままです。
積載性

3

積載性は前回のクルマレビューから変わることはありません。

ワゴンがうらやましい。
燃費

2

燃費については【不満な点】の項目に書きましたが、希望燃費としては1年を通して 14~15km/L 出てくれたらなぁ~と思います。

・年間を通して 10~12km/L 程度。
→夏場は 10~11km/L、長距離ドライブで 15~16km/L 程度。
→冬場は 12~13km/L、長距離ドライブで 16~17km/L 程度。
※120T の 8NR-FTS エンジンは後発の同型エンジン採用車とは違い、ハイオク指定 (レギュラー可) のエンジンです。
価格

4

オーリスは売れている車ではなかったため、現時点の中古市場ではわりと安く購入できるのでは?と思います。以前よりもさらに安くなっているような気がしています。

燃費のことが気になるとき、金額が高くても後期の途中で追加されたオーリスのハイブリッドを買っておけば良かった…と思うこともしばしばですが、それ以外に大きな不満もなく満足しています。

--- ここからは【故障経験】の記事です。
故障経験欄の文字数制限 (4,000文字) に引っかかってしまったため一部をこちらに記載します。

前回 (2回目) の車検以降に発生したトラブルは…


前回の車検以前に助手席側エアバッグの警告灯が点灯するトラブルがあり、そのときは接触不良だろうということで消灯したのですが、それが再発。

コネクター周りをさわると治ってしまう場合もあって原因がよくわかりませんでしたが、昨年 (2022年) 6月頃になると警告灯が消えてもまたすぐに点灯することが多くなりました。

発生原因はおそらくクルマのいじりすぎ (^_^;) で、おそらく助手席エアバッグ周辺で配線をまとめたときやダッシュボードを取り外したときなどに知らず知らず配線を引っ張ってしまったりしたことがあるのでしょう。

人の命にかかわるトラブルということもあり根本的な解決を目指すため、「接触不良箇所はここだろう」と思った配線部分を切断・延長しトラブル解決に至りました。 (今のところ再発はしていません。)

(整備手帳)
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/7418054/note.aspx


また総走行距離 (ODO) が11万kmえましたので、1回目のイグニッションコイル総交換とと2回目のスパークプラグ交換を行いました。 これに関連する話がありまして…


前回の 2021 Ver. にも書きましたが、オーリス 120T の 8NR-FTS エンジンは割と早い段階 (3万5000km~5万km ぐらい?) でイグニッションコイルが壊れてアクセルを強く踏み込むと失火が発生してフェイルセーフモードになってしまうトラブルがあります。(このとき壊れたのは3番のイグニッションコイル。3番が壊れやすいですが、4番が壊れたという事例もあるようです。このトラブルは同じエンジンを搭載した初期の C-HR、カローラスポーツでも発生することが当時のみんカラ内の情報でわかっています。)

この件について詳しくはみんカラのまとめ機能でまとめていますので、気になる方はこちらからどうぞ → https://minkara.carview.co.jp/summary/12981/

対処方法をざっくり書くと新品のイグニッションコイルに交換することと ECU と CVT のプログラムをディーラーでアップデートすることでトラブルの解決にいたるのですが、それからトラブルの発生無く、無事に11万kmを超えることができました。

ちなみに先ほど書いたようにイグニッションコイルの3番が壊れたので3番は途中から新品になりましたが、1・2・4番は車両が工場出荷された時のままで、それが11万kmを超えることができたことは、他の方にも少なくとも実績として11万kmぐらいまでは問題ないはずと言えると思いますし、プログラムアップデート後はトラブルは発生せず、安心して乗ることができますよ!…と言えるのではないかと思います。

---
引き続き【故障経験】欄に続きます。
故障経験
【価格】の欄に書いた【故障経験】の続きです。
---


前回の車検を受けた翌年の春…2022年4月に大阪の運送会社が業務で借りていたレンタカー (もしかしたらリース車?) が、職場の駐車場に迷い込んで駐車中のオーリスに接触する事件 (事故) がありました。

ちなみにバンパー交換はこのときが2回目。 (1回目は4年目になる2020年の10月頃にとある事情で相手方保険による無料交換。)

このとき、あわせて左右のヘッドライト、ブラインドコーナーモニター (=フロントカメラ)、グリル (エンブレムを含む)、ナンバー & フレーム などが新品になりました。

不謹慎ではありますが、片側10万円近くする LED ヘッドランプの両方がタダで新品になったのはうれしかったです。(おおむね5年を過ぎるとライトのレンズ部が太陽光による劣化で曇り始めるころに交換することになったのであと5年程度は大丈夫…なはず。)


昨年 (2022年) の6月ぐらいにステアリングホイールの左上の表皮がハゲ始めて…


月日が経過するに従ってひどくなってゆきました。

前車 WISH の時も同じく皮のステアリングでこんなこと無かったのに。コストカットで品質が下がったのか?…などと考えましたが思い当たる節が1つ。

もしかするとコロナ禍の影響で手指消毒の回数が劇的に増えたことによるアルコールの影響ではないかと。

2020年の年明けから徐々に猛威を振るった新型コロナウイルス。

私の職場は病院なので、一般用よりも強力な医療用を、ドアを開けるたびに消毒するぐらいの回数を日々行います。もちろん病院から帰るときも行います。

しかもコロナ禍においては、ご存じの通り人が集まるところにアルコールありの状態で、医療従事者であることから入るとき出るとき必ず消毒を行ってました。

アルコールは水と親和性が高いため皮膚の水分を奪い去りハンドクリームが手放せないほど手がよく乾きます。

同じように皮ステアリングの水分も奪っていったのだろうと。

もちろん、使用によるこすれや劣化も一因だとは思いますし、それらの両方が作用しているのかもしれません。


ということで、問題部分を改めて見直してみると、実際に運転で触るところからはげ始めているようです。私は左利きなのでステアリングとの接触回数が多いのも当然左ですし、両手で触っていても無意識に力が入るのが左手なのでしょう。

また右下のはげた部分はステアリングを切ったときに左手が触れている箇所ということがわかりました。

このままステアリングがボロボロなのはいただけないので購入を検討していますが、またすぐにはげてしまうのでは?と思うと躊躇してしまいます。

コロナ禍も終息の方向に向かっていますが、医療機関の手指消毒はコロナに関係なく行うことが基本中の基本ですので、今後も消毒行為が終わることはありません。

---

そのほかは (車両の故障ではありませんが) 2023年の夏。 納車後すぐに取り付けたドライブレコーダーが壊れたので新しいドライブレコーダーに買い換えたというのがありました。



故障関係ではありませんが、この2年間でおこなった大物カスタマイズはリアフォグを取り付けました。


またメンテナンスとしては、ブレーキホースの交換を行いました。(このアイテムは実質2回目)

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トヨタ オーリス 新型・現行モデル

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