プリウスのガソリン代とテスラモデルXの電気代なら、どちらがお得ですか？

Answer 1

この間、レンタルでプリウス50型に乗りましたが、どう頑張っても32km/lいきませんでしたね。これが、プリウス52型PHVだと8.5km/kwhです。ガソリン代を170円／リットル、電気代を35円/kwhでそれぞれ計算すると・・・

プリウス50型→5.3円/km PHVの電気走行なら、4.1円/kmとなります。若干、52型PHVのほうが有利ではありますが、テスラはこれが、6km/kwhぐらいに落ちます。この走行コストは5.8円/kmとなり、プリウスを上回ります。

ある意味、燃費のいいハイブリッド／レシプロエンジン車で30km/l越えるようなら、EV車とそんなに差がありません。後、電気代は一旦決定すると「乱高下」はしませんが、ガソリンなら情勢によっては150円／1リットルの場合もありえるかも知れません。そうなるとガソリン車は魅力に見えるでしょうな。

ぶっちゃけ「どっちも大差ない」と考えるべきでしょうが、EVの場は・・・
a、深夜電気料金や太陽光発電等の格安で充電が出来る場合がある。
b、充電カード等で月極充電料金みたいなものがいる場合がある。
という、二つの相反する状況がでます。

例えば、毎日自宅で充電するけれど、月に数回高速道路にのるから充電カードは必須よね、という人ですな。この場合「日々の電気代＋月極数千円カード代金＋充電電気代」が乗りかかるでしょう。

逆にａの場合（実際、私がそうですが）、太陽光＋蓄電地＋PHVを持ってまして、毎日タダみたいな太陽光でPHVに充電し通勤してますが、ガソリン代など0円／電気代０円ですから、こういう人はウハウハでしょう。

Answer 2

レギュラーガソリンは、現在なら 162 ～ 175 円ほどになりますので大きな違いはありませんが、自宅の電気代（充電代）は、電気の契約内容と充電する時間によって３倍ほど単価が変わります。
そのため、どのような条件で充電するのか分からないと、何とも言えません。

例えば、悪い条件で充電すると、プリウス のガソリン代のほうが安いです。
良い条件で充電できるなら、テスラ モデルＸ の電気代のほうが安いです。
良い条件とは、例えば自宅がオール電化住宅で、時間帯で電力単価が変わる電力契約をしていて、なおかつ電力単価が安くなる深夜帯に充電した場合です。

電気自動車やＰＨＥＶを経済的に運用するには、電力契約と充電時間帯を最適化する必要があります。
何も考えずに充電すると、ガソリン代より高くなることがあります。

また、外出先での急速充電は自宅での充電とは違い、設備利用料が含まれますので、自宅で条件を最適化した充電に比べると割高です。
さらに、充電に使った電力量とは無関係に、充電器の使用時間で料金が発生しますので、車種やバッテリー温度によっては充電速度が遅くなり、充電量が少ないのに一定の料金が発生して損することもあります。

どちらにしても、総合的に見ると電気自動車はお金がかかる上に寿命も短いです。
仮に電気代だけ安くても、他の部分が高かったら本末転倒です。
プリウスのほうが無難です。