スズキ スイフト 「足回りのチューニングは硬いです。車体の小...」のユーザーレビュー

足回りのチューニングは硬いです。車体の小...

2008.8.26

総評

足回りのチューニングは硬いです。車体の小ささ（ホイールベースの短さ）の割りに小回りの利かない点もライバルに比べるとマイナス。同時期に試乗した日産ノートのほうが遥かに優れていました。まあ小回り性は自分には余り気にならないのですが、私見ですがもう少しストロークが豊かな、しなやかな足回りであったほうが良かったと思います。タイヤが太すぎる硬すぎるというよりは、ダンパーの初期制動が固すぎてゴツゴツ感じるのがいけないのだと思います。むしろ山道のコーナーなどでぐらっと大きく傾いたときのほうが、もう少しダンパーが硬いほうが良かったのにと思うことがあります。ばねの硬さ自体は丁度良いと思うのですけどね…
しかし、標準車の足回りの出来としては、他社の標準車よりは数段上を行っていると思います。ライバルよりもホイールベースは短めですが、高速道路でふらふらして怖い思いをしたことはありません。

満足している点

スタイルに気に入ったなら、迷わずお勧めできます。後席の狭さや収納の少なさで躊躇するなら、この車を選ぶべきではありません。

不満な点

CVTに期待して購入したのですが、低速域のギクシャク感、アクセルオフ２～３秒後に生じる意図せぬエンジンブレーキ、それに関連した30km/h付近での定速走行の難しさや信号でのスムースな停止（ブレーキ）への影響など、納車後2.5ヶ月を経た今でもまだまったく慣れませんし、こういうセッティングにした理由も理解できません。まあ、この価格帯の車にウルトラスムースな変速を期待するのは酷ではありますが… このあたりは新型Fitあたりのほうが出来がいいのかもしれませんね。
なお、市街地5：郊外5の乗り方ですが、燃費は12km/Lを確実に下回ります。発進時は2000rpmを超える回転を維持しないと周囲の車についていけないのですが、その際に表示される瞬間燃費計は見ないほうがよいです。
また、停止時からちょっとした段差を越えるときななど（特にバック）、エンジン回転を3000rpm以上に上げないとトルクがタイヤに伝わらなくて越えられなかったりします。今まで普通のトルコンAT車に乗っていたのですが、こんな経験はありません。唐突に飛び出しそうな気がしてとても怖いです。
以上、少々手厳しいですが、CVT仕様車をこれから買う方はこれらに十分ご納得の上ご購入を！
CVT仕様の場合は、出来ればレンタカー等で長時間の試乗をお勧めします。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験