やはりいい車です
再投稿です。
最近10年によく乗った車は、Cクラス(H14/1.8/コンプレッサー)、アウディA6(H12)、ヴィッツ(各代)、フィ
2012.11.23
- 総評
- やはりいい車です
再投稿です。
最近10年によく乗った車は、Cクラス(H14/1.8/コンプレッサー)、アウディA6(H12)、ヴィッツ(各代)、フィット(各代)、デミオ(各代)(いずれも廉価版)、プジョー206(H14)、アイシス(1.8)、アクセラ(H17・1.8)、レガシー(GT、H9)、ポロ(先代)、クラウン(0クラウンの一世代前、ロイヤル、2.5)等。
所有車は、スイフト(H17、XG→現行H23XS)。途中にアイシス。主に先代との比較から。
【総評】
運転し易い。ハンドリング、ブレーキを信頼できる。小さくてもちゃんとした車である(大きさ以外の我慢がない)。先代より全長が増したにもかかわらず軽量化(1トン切り)したことには、敬意を感じる。しかも、つくりの簡素化はなく、品質感は格段に向上。小さくて安くても、しっかりした車好きの使用にも耐えるものをつくるんだという気概を感じる。良心的な値段設定。(高級車以外で)通常必要とされる装備はフル装備。ESP、サイドエアバッグなど安全への配慮も怠りない(XS)。
ポロを比較対象とした場合、品質感でポロが上回るが、値段、不具合発生率、修理代金の差は、スイフトが圧勝。スイフトは品質も十分満足できるが、他人からはチープにみられる。
【ハンドリング】
車全体で曲がる感覚(←→タイヤが無理矢理車を曲げている感覚)。「俺、全身で曲がるぞ!」という意思が感じられる。先代、現行に共通。これは乗らないと分からない。
緻密なインフォメーションとまではいえないが、路面の状況、前輪のタイヤのねじれる状況なども感じ取ることができる。ちなみに後輪の状況もおしりで分かる。
先代は前輪荷重をかけ後輪を滑らせてくるっと曲がれた(楽しくて仕方がない)。滑る程度は予測可能。現行はかなりスピードをあげてもこの挙動が殆ど感じられない。後輪が踏ん張る。それと、中速・高速コーナーも怖くない(先代はロールが大きく不安定さあり)。
ハンドルの感覚は、ねじれるような感覚もなく、良い意味で「ぬめっ」としており、快感。がっちり感もある。ただし、ハンドルは、中心への復元力が弱い。中心付近があいまい(日本の女性向けを意識?)。
コーナーの途中で凹凸がある場合に、後輪がはねた場合には、ぐっと内側に戻る感覚がある。少し不自然。この価格帯でこのハンドリングはスイフトだけ。拍手喝采。
- 満足している点
- 【直進性】
全く問題がない。どこまでもまっすぐ。横風には強くはないが弱くも無い(このクラスにしては優秀)。
【安全】
XSはサイドエアバッグ、ESP装着。スポーツにサイドエアバッグの設定がないのは残念。ディスチャージもオプション装着可能です。
【ブレーキ】
自分の意思通りに効く。4輪ディスクだが、後輪は、ベンチレーテッドではなく、径も小さい。(他車では避けられが)現行では停車時に少し「かっくん」となってしまいます。
【静粛性】
ドライブモードでのんびり走っているとエンジンは低回転(1000回転余り)で、低いエンジン音が室内に入ってきます。少し音圧が高いように感じるが、安っぽい音ではない。
ロードノイズはもう少し小さければとは思うが、(他車に乗ると)かなり優秀であることに気付く。高速道路でスピードに(結構)乗ると、一番聞こえてくるのは、風切り音。これは高級車と同じ。
天板は、先代のトタンみたいな音はしなくなったが、それでもそれ程厚くない。窓にあたる音を含め雨音は結構うるさい。
【乗り心地】
一言でいうと、良い。心地よい。60KM程度を超えてからの乗り心地が特に良い。ホイールベースが長く車幅がある車の方が原理的に良いはずだが、サスやダンパーが良いので、あまり不利に感じない。同クラスとは比べ物にならない。殆ど無駄ゆれしない。
ただし、大き目の凸は、結構「ドン」と突き上げがある。
ただし、タイヤが少しばたばたしている感がある。
停車時の微振動は若干気になる(ヘッドレストなどを触るとよく分かる)。ただし求めるレベルが高すぎるのかもしれない、高級車じゃないから仕方ないか。
【内装】
素材自体は安っぽが、黒色をうまくみせてそれなりに見える。同クラスの中では、かなり良い。
ただし、最近の軽自動車はすごくいい(NBOX、ムーブ、ワゴンRなど)ので、これらに優位に立つわけではない。
【シート】
大きい。きっちり支えてくれる。運転席と助手席では、運転席がよい(これは先代も)。後席も、クッションが分厚い。はっきりいって、同クラスや、少し上でもミニバンなどではダメなものが多く、スイフトはとてもまともに思う。
- 不満な点
- 【変速機・エンジン】
単純な加速は結構得意。コーナーを単純に楽しむことはできる。しかし微妙な速度コントロールがうまくいかない。しかし、流れの速い幹線道路や高速で車間を調整しながら走るのは得意でない。トルクが弱いことやアクセルへの反応が遅いことで、つい踏込すぎる。そうすると加速しすぎるということがある。エンジンブレーキによる減速も、ぎくしゃく感があり、速度が頻繁に変化する半渋滞のような場面がもっとも苦手。この車の最大の弱点。
エンジン自体は、4000回転以上はいい音出してまわる(ただし、レッドの少し前の6000回転止りの設定)。低回転は、エンジンが力を出している印象がない。
CVTは出だしもっさり設定。加速時も減速時も副変速機の段付きが感じられる。ただし、先に回転数だけあがるようなことはない。
マニュアルモードは追い越し加速、コーナー立ち上がりに有効。踏み込みから加速開始までのタイムラグが殆どない。なお、マニュアルでも踏み込めば自動でキックダウンし、減速時には自動でギヤが変わる(エンストしない)。マニュアルは、全体的にギヤの設定は低め(エンジンは高回転)。マニュアル時はエコランプがずっと消えた状態。
エンジンブレーキはそれなりに効く設定になっている(好感がもてる)。ただし、服変速機による段付きのみならず、効き具合は一定しない。
【室内空間】
広くない。後席もきっちり姿勢よく座れば、十分な空間がある。後席は窓が小さく、開放感がない。プライバシーガラスは良い。
後席で姿勢よく座りシートベルトを締めると、肩がボディのサイドにあたり、頭(髪)も天井に触れる。着座位置が問題(もっと中心に寄せるべき)。4人乗りにしてもよいのにと思う。後席の真ん中はヘッドレストがない。
【荷室】
笑ってしまうほど、小さい。割り切りが必要。ゴルフに使う方は不便?。ただし、工夫すれば、4人乗っても、日常や少しの旅行ではそう困ることはないはず。
【その他】
・ハンドルは片方1回転半まわらない。最小回転半径は5.2Mで、Uターン、車庫入れなどは気を使う。
・燃費は、流れの良い一般道17~18KM/L、街中(信号が多くたまに渋滞)で12~14KM/L,高速で燃費運転をすれば20KM/L以上、少し飛ばせば15~16KM/LM程度。同じスタンドの同じ給油機で同じ位置にとめて計測。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験