スイフトスーパー1600?
これまでずっとホンダのVTECスポーツに乗ってきましたが、訳あって手放すこととなり、何か新車で買えるスポーツカーは無いもの
2008.3.5
- 総評
- スイフトスーパー1600?
これまでずっとホンダのVTECスポーツに乗ってきましたが、訳あって手放すこととなり、何か新車で買えるスポーツカーは無いものかと検討し、購入しました。決め手となったのはJWRCで大活躍している映像です。あれはカッコ良すぎですよね。でも実際スイフトスポーツを運転してみると、あまりにもJWRCの車とはかけ離れています。まぁそれは当たり前ですけど、普通に市販のスポーツカーとしてみても、足りない部分は多いんじゃないかと思います。これまで乗ってきたホンダのタイプRやユーロRの完成度が高かったので、比較して悪い部分ばかりが目に付いてしまうというのもありますけど。しかし足りない部分は補えば良いのです!あらゆるパーツメーカーがスイフトスポーツのアフターパーツを作っていますし、今月はボルトオンのスーパーチャージャーも発売されます?要するに見た目以上に走りのポテンシャルが秘められた楽しい車です。とは言いつつ、ポテンシャル引き出しても大したことにはならないんじゃないか?なんて思ってますが。
- 満足している点
- 個人的な好みですが、外観がかっこいい。コンパクトカーでは一番好き。
標準でキーレス、イモビライザー、燃費計、ESP(ランエボのAYCみたいなやつ、スイッチでオン・オフできる)が装備されている。
見た目の部分では、ウインカーミラーやアルミペダル、本皮ステア、シフトノブとブーツの形はカッコ良いと思います。
スピードメーターが220キロまで刻まれている(絶対必要ないですけど)。
インフォメーションディスプレー(時刻、外気温、燃費)が見やすく便利。
このサイズの車には珍しく、リヤブレーキがドラムではなくディスクで、納得の制動力。
ダンパーの感触が非常に良い。乗り心地と安定性がすばらしく両立されている。
ビュンビュン回る訳ではないが、エンジンは7200回転までしっかり回る。さすがにオートバイ屋のエンジンだなぁと感じる。パワーは大して出ないが、非力感は無い。
ステアリングのステッチの感触が、急な操作を要する場面で非常に助けになる。
動力性能にどれだけ貢献してるかわからないが、マフラーが2本出し。
アフターパーツが多い、しかもそれほど高くない。
スポーツカーなのに保険が安い(コンパクトカーだから)。
- 不満な点
- ラジエーターに走行風を当てる部分以外のフロントグリルは、実は塞がれていてただのプラスチックでなんだかチープ。
屋根の上の寝ぐせみたいなアンテナが個人的に好きになれない。
アルミペダルや本皮ステアだけど、乗り込んだ時にその気にさせるような雰囲気ではない。
シートがノーマルもオプションのレカロも結局は快適シート。
灰皿が無い(使わないですが)。あとサングラス入れる場所も無い。
夜になると内装が暗い。ドアロックやミラー格納ボタン、ライトのレベリングがどこにあるんだかわからない。
テンパータイヤが無く、トランクにはパンク修理キットが入っている。これは不安。
エアコン吹き出し口周りのメッキがサイドのガラスに反射することがあり、サイドミラーに目をやる際に邪魔する。
ステアリングのスポークの下の部分が一部プラスチックになっている。急な操作の際にここを掴むと滑って危険。
アクセルが軽く、レスポンス悪い。一呼吸置いてからエンジンが反応するので、ヒールアンドトーがやりづらい。
クラッチが柔らかい。7200まで回すエンジンのクラッチにしては頼りない。
5MTがエンジンに合っていない。クロスレシオされてはいるが、6MTにして欲しかった。5速のギア比が低いため、高速道路などで悲鳴をあげる。逆に街乗りで5速が使えるので、経済走行できますけど。
ダンパーは優れているが、バネがスズキの純正と感じる柔らかさ。ESPを反応させるほどの運転をするには勇気がいる。
1.6リッターというのはなんとなく損な数字に感じる(税金が)。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験