スズキ スイフト 「「欧米か!?」走りの車でした :  長距離を走りたいと思っていたスイフト。往復1000kmの帰郷で借り出すことができた。 5万6千㎞走行の個体はさすが」のユーザーレビュー

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スズキ スイフト

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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「欧米か!?」走りの車でした :  長距離を走りたいと思っていたスイフト。往復1000kmの帰郷で借り出すことができた。 5万6千㎞走行の個体はさすが

2011.11.6

総評
「欧米か!?」走りの車でした
:
 長距離を走りたいと思っていたスイフト。往復1000kmの帰郷で借り出すことができた。
5万6千㎞走行の個体はさすがにダンパーが抜け気味か、と思わされた場面も低速悪路であったが、それでも、片道500㎞走っても疲れない能力はさすが走りのスイフト。
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満足している点
:
1番のよかったのは高速時のダンパーの効き
 ロールはある。しかし、不快な揺り戻しが少なく、減衰が良く効いている。踏ん張りも効いている。一方、ただ「固い」のではなく、凹凸を越えた時は、揺れが一発で収まる。懐が深くストロークも豊かな感じで「タン」という感じ。ダンパーがいいからかバネを必要以上に固くせずに済むのか、変に突っ張らず、衝撃を吸収できている感じ。これが新車でも100万円+α、しかも5万㎞走行車の足かと感動すら覚えた。
 途中雨が降ってきたのだが、車体が路面に吸いつく感じは失われず、安心して運転することができた。
2番は高速での静粛性
 100㎞/hで2400回転/分、全然静か。120㎞/hでも2800回転。高速での静粛性はこのハイギアードのミッションにありそうだ。長時間運転でも疲れない。でもトルクも必要十分で、この時期の発進加速のみ不自然に速い他の車よりは遅いがもどかしさを感じない。必要充分の加速はある。自然なフィールはむしろ好ましい。かっちりしたボディも余計な雑音を排除し、気持ちのよい静粛性に貢献している。 
3番は回頭性
 ハンドルを切った時の反応が自然。アクセラを乗った後だったので感動は薄かったが、このクラスの中古車でこのハンドリング、寿命の長い車だな~と思う。
 安かろう悪かろうの昔あったスズキのイメージはここにはもうなかった。
4番目はポジショニング
 特にヘッドレストがいい。高さ、方向ともよく、適正な姿勢をとると、ヘッドレストが後頭部に触れる。アクティブヘッドレストなんて高価な装備をつけなくとも同等の効果が得られるでしょうこれなら。これを邪魔くさいと言う人もいるが、そんな言葉に惑わされないでほしい。ムチウチになってからで遅い。
:
不満な点
:
1番は低速でのガタピシ。
 高速を降り、砂利道や荒れた舗装道路を走ると、イメージ一変。中高速時デコボコ通過でみせた「タン」は「ガシャン」になる。
えっ同じ車なの!?
っていう感じ。
 砂利道ではたえず振動が車内を支配し、不快なガタガタキシキシ音が響く。経年劣化そして固めの足が原因なのだろう。
2番は燃費か
 17.2㎞/L。が、ATでこの走行性能の割にはいい方かも。
3番は安全性
 時代背景もあろうが、横滑り防止装置もカーテンシールドエアバッグも付いていない。
 ミニバンほどに背の高くなければ同装置は不要という投稿もあるが、どうか?背が低かろうが、低μ路では油断すると車はすぐに尻を振って制御不能となる。私は雪道でのコースアウトを2度ほどした。1回はABS付きだったが、無意味だった。同装置があれば防げたのではと思っている。私が運転下手なだけかもしれないが、これから買う車にはどんな形の車でも同装置は必ずつける。というか、軽を含め、もうすぐ同装置の設置が義務づけられる。みなさんもその働きを確認して誤った選択をしないでほしい。
4番は環境性能
 同時代横並びでは悪くないが、現在と比べると排ガスは汚い。
5番は狭さ?
 車内は狭く、カップルディスタンスも64cmと軽自動車とほぼ変わらない。後部座席はダイハツ軽などと比べると明らかに狭い。が、車内の狭さはクラッシャブルゾーンが確保されているということ、車自体の小ささは運動性能のよさや小回りのよさを表している。
 最近でこそ変わってきているが、一昔前の国産コンパクトカーといったら、乗り心地は柔らかく、ハンドルは軽く、発進加速だけが急、長く乗ると疲れやすいというのが特徴で、欧米(主にドイツ)の車は足回りが堅くて低速は苦手だけど、高速になるに従ってしっとりとしてくる―――そんなイメージだった。スイフトは7年前発売にも関わらず、高速やワインディングが得意。でも低速になってくると、ガタガタうるさくなってくる。良くも悪くも欧州ベーシックカーのような趣だった。まさに
「オウベイか?!」
と突っ込みを入れたくなる魅力的車だった。
 環境・安全性能で人には勧められない車だが、素性を引き継ぎ、安全・環境性能を最新バージョンに進化させた現行型、そしてエンジンが物足りないという声をかき消すがごとく近々発売のスイフトスポーツは恐ろしいほどの商品力を身につけていると思う。
:
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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