スズキ スイフト 「ドイツ車的な質実剛健 短時間の試乗でしたが“普通だね”という印象を持つクルマも多い中、短時間でもいいクルマということがわかるクルマです。もっとも印象に」のユーザーレビュー

ドイツ車的な質実剛健 短時間の試乗でしたが“普通だね”という印象を持つクルマも多い中、短時間でもいいクルマということがわかるクルマです。もっとも印象に

2007.11.19

総評

ドイツ車的な質実剛健
短時間の試乗でしたが“普通だね”という印象を持つクルマも多い中、短時間でもいいクルマということがわかるクルマです。もっとも印象に残っているのは、しっかりしているということです。
ドアの閉まる音からボディ剛性の高さ、足回りのしっかり感など日本車ではそこそこでおしまいにしてしまうような部分をしっかり作りこんでおり、開発者の情熱のようなものを感じました。この感じはドイツ車のコンパクトカーに通じるものを感じます。スズキらしく地味ながらもよい仕事をしているなと思いました。
静粛性も高いです。静かでなと思えるレベルにあります。また、インテリアの質感も高く、何よりシートの出来がいいです。体をしっかりサポートしてくれて、コンパクトカーとしては大きめで先代デミオがトップレベルかな？と思っていましたが、スイフトのシートも負けず劣らずいいシートですね。試乗はすでに販売されていない1.3Lの4AT車だったので、新車を購入される方にはあまり参考にならないかもしれませんが、動力性能面では必要にして十分。余裕があるなという印象は持ちませんでしたが、日常で不足を感じるようなことはないと思います。現在販売中の1.2L＋CVT車も同等の性能ですが、CVTの採用でよりスムーズな加速、ドライバビリティ、燃費等向上しているはずです。
価格はクルマの出来を考えるととてもリーズナブルだと思います。トヨタだったらあと10万円は高い金を取れそうです。どうしてもスズキは軽のイメージが強く、ブランドイメージ面では弱い部分があるのですが、こういった素晴らしいクルマを今後も作りつづけていくことで、消費者もトヨタやホンダと並べてスズキのクルマを選ぶようになると思います。

満足している点

・ ドイツ車よりもドイツ車的なしっかりとした走行性能
・ インテリアの質感が高い
・ 体をしっかりサポートする大ぶりのフロントシート
・ 静粛性の高さ
・ 装備やクルマの完成度から予想するよりも割安な価格設定

不満な点

・ リヤシートがやや小ぶりである
・ 価格をあと10万円上げてもいいから、サイド＆カーテンエアバッグ、ESP（横滑り防止装置）、後席中央ヘッドレスト＋3点式シートベルトなど安全装備を標準装備にすると、もう言うことなし。ドイツ車を超越します。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験