日産が90年代後半に経営危機に陥った理由は何だと思いますか？ バブル期に出したシーマが飛ぶように売れて、販売戦略が狂ったからでしょうか？90年代に入ってからは不評な車ばかりだった記憶があります。

Question

98年頃には日産が負債を約2兆抱えていて、倒産危機が飛び交い、ダイムラーやフォードなどの欧州やアメリカメーカーに支援を求めるがことごとく断られて、最終的にはフランスルノーから支援を受けて再生することになりましたが、このときにどこも日産を救済しなければ日産は倒産していたのでしょうか？
それとも、日産が倒産するとあらゆる業種に飛び火する恐れが考えられ、日本政府が国有化していたのでしょうか？

Answer 1

景気が良い時はイケイケでも良かったが・・・
コスト管理がガバガバの丼勘定
タイヤ一つを仕入れるにしても相手方の提示で契約
他社は何度も交渉して1円でも安く仕入れようと躍起になっていたのに。

Answer 2

日産の最大の弱点は、自分たちが作った車がなぜヒットしたのか、またヒットした車をモデルチェンジするとなぜ売れなくなるのか彼ら自身がわかっていないことです。

せっかく初代シーマが大ヒットしても、市場がどんな車を欲しがっているのかわからない経営陣が組織をダメにしたと言えるでしょうね。

腐っても大企業なので、ルノーとの見合いが破談になったとしても、政府が関与して破綻はさせなかったと思いますよ。

Answer 3

高級車、スポーツカーブームが去って、エコカーやアウトドアブームに移行している初期の時代でしたしね。
さらに、他社のカーデザイナーを引き抜いて、変なデザインの丸みと可愛さのような車を作っていた時代でしたからね。
若い人向けなデザインを作っちゃうと、今の少子高齢化にも合わないって感じもあります。

最近、やっとエコカーと自動運転の技術が追い付いてきて、車のデザインもまとまってきた感じはありますね。

あくまでも、個人が思っている事で、世間的にはどう思っているかは分かりませんが。