ルノーは日産に頼りたくてどうしようもないような会社だそうですが、そんな会社がなんで元々は、日産を買収できるほどの資金を持っていたんでしょうか？

Answer 1

ルノーはフランス政府が15％の株式（議決権は2倍の30%相当）を保有する、フランスの国策企業です。EUで2番目の経済力を有するフランス国家がスポンサーですから、資金なんていくらでも引き出せると言っても過言ではないでしょう。

ちなみに、1999年にルノーが日産株の約37%と日産ディーゼル工業株の約22%を取得した時の資金は6,430億円です。これは現在のルノーの時価総額である約1.8兆円の3分の1相当ですから、ルノーとフランス政府にとって、かなり挑戦的な投資であったことは疑いないと思います。

その札束で、当時経営危機に陥っていた日産が持つ技術を買い漁り、ルノーと日産の共同開発の名目で「コモン・モジュール・ファミリー（CMF）」という新世代プラットフォームを開発。フランスに工場を建ててフランス国民に雇用を生み出す一方で、日本では日産の工場を次々と閉鎖。フランス人主導のルノー経営陣は、日本市場への投資をないがしろにして新型車を投入せず、三菱自工製の軽自動車（これも名目は日産と三菱自工の共同開発車ですが）しか売れない体質にしたのです。これは現在でも尾を引いており、日本国内の日産ディーラーが販売する新車の約3分の1が軽自動車です。

質問者からのお礼コメント

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました！

Answer 2

＞ルノーは日産に頼りたくてどうしようもないような会社だそうですが

今は日産はルノーと対等の立場にするべく双方の出資比率は互いに１５％になったので、あなたの言ってることは過去の話ですよ
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230206-OYT1T50146/

Answer 3

ドイツでの販売台数でヒュンダイに勝てる国産車メーカーは、NISSAN＝RENAULTだけ。
RENAULTの圧倒的な技術力は、ドイツ人にも認められている。

自動車先進国の方は、同じ安物なら日本車メーカーよりヒュンダイを選らんでいる。

日本人の圧倒的な勘違い。
そのくらい日本人は、自動車の性能について何も知らない。

折れは、日本人だ❗️安易にiPhoneなんて買わない。シャープ一筋‼️
しかし自動車は、性能で選べば国産車は、軽自動車以外選択肢が無い。

ドイツ人が、ヒュンダイを選らんでいるのも事実で、検索すれば誰でも直ぐに分かる事実だ。
差別の書き込みでは無く事実だ。

Answer 4

当時の日産はそのルノー以下の会社でした。

Answer 5

すいませんが。

当時のルノーはなけなしのお金で社運をかけて日産に賭けたのでは。

Answer 6

栄枯盛衰