純利益１兆円と言われるトヨタ自動車も５年ほど法人税を払っていなかったそうですが、それでもトヨタは超一流企業ですか。

Answer 1

どんな企業も自分たちではどうしようもない状況によって赤字決算に追い込まれることがあります。

トヨタもリーマンショックに端を発した世界的な経済不況により赤字に陥りました。

トヨタが１流だと呼べるのはその後きちんと黒字に転換できたことです。


法人税については、青色欠損（赤字）が生じた場合には、現在は9年間、リーマンショックの頃は7年間の繰越が認められていました。

つまり、その年に生じた黒字と前年以前に生じた赤字を相殺することが認められているで、一度大きな赤字を出すとその後何年かは法人税等を納めなくて良くなるのです。


しかし、他の回答の「最大五年間、法人税の納税が免除されると規定」とは、いつの話をしているのでしょう。

確かに「平成13年3月31日以前に開始した事業年度に生じた赤字」については5年でしたが、その後7年に改正され、「平成20年4月1日以後に終了した事業年度に生じた赤字」については9年まで繰越せます。

ただ、海外ではこの繰越できる期間が20年とか無制限とといった国がほとんどなので、日本はかなり短いと言って良いですね。

Answer 2

法人税法上、赤字決算を発生させた法人はその後最大
五年間、法人税の納税が免除されると規定されていて、
トヨタはリーマンショックで赤字に転落したため、税法の
規定に拠って、法人税を払わなかっただけで別に脱税して
いた訳じゃ有りませんからね。
過去に赤字決算を発生させて、法人税の支払いを免除され
た企業が其の後純利益一兆円を達成したからと云って、
何ら後ろ指を指されるモノではないと思いますよ。

Answer 3

たくさんの人を雇用していますよね。
また、下請け企業も多いし、そこでも従業員はたくさんいます。
それらの人々・企業がセッセと税金を払っています。
世の中、そんなモンですね。