ガソリンの価格は、誰がどうやって決めていますか？？

Answer 1

世界の景気動向とか戦争とか産油国の動向というマクロな要因によって
NYのWTI価格が決まりますが、実際に日本の原油輸入価格を決めるのは
それらを反映したドバイやオマーン等の中東原油価格となります

それに遥々12000㌔のタンカーによる輸入の為の経費を加算したものが
財務省発表の通関価格すなわち原油輸入CIF価格として公表されています
原油会社からこれを製油工場に送り精製してガソリンを作り出します

此処に石油税を加えた金額が元売の仕入れコストで元売卸価格も石油情報
センターが毎月発表しているクリーンなものです
それに加えて本体価格と殆ど同額の諸税が加算されて数円のブランド料が
加算されてSSに輸送されます

最後にSSが販売する価格は周辺SSとの競合状況と元売りからの輸送費を
加味し元売りが補填する形で事後に決済されます

結局は最初に記しました中東原油価格と為替の関係でSS価格は決まって
しまうようなもので、結構クリーンな業界なのです
最近では国が3兆円を超える元売りへの補助金で価格上昇を抑えていますから
諸外国に比べ日本のガソリン価格は相当に低く抑えられています

https://gogo.gs/ranking/

質問者からのお礼コメント

とても、とても詳しいご解説ありがとうございました。

他の方々からのご回答もありがとうございました。

Answer 2

ガソリンスタンドでの小売価格はガソリンスタンドの人が決めている。

Answer 3

販売店の経営者が仕入れ値と利益を考慮して決めてます。

Answer 4

市場価格です。高値で安定しているのは異常に高い揮発油税の性です。
消費税の二重課税もされて居ます。