スズキ キザシ のみんなの質問

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日産を手にするのはホンダではなく、ホンハイですか?

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そうかもしれない。
ホンダが日産の経営に失敗して
ホンダが日産を見捨てたら
ホンハイはその日産を
安く買い叩くつもりです。


【日本はもはや「お買い得」の国】
日産買収に動いた台湾・鴻海、
「ホンダ・日産」が試金石となる理由
12/26(木) 5:02配信
Wedge(ウェッジ)

日産とホンダの行く末は、日本経済の試金石とも言えそうだ



ホンダと日産という日本を代表する自動車会社の経営統合が
大きな年末のニュースとなった日本。


この経営統合の影の火付け役として語られているのが
台湾の電子機器受託製造大手の「鴻海(ホンハイ)」である。


かつてシャープの買収で大きく注目を集めた同社は、
今回、再び日本の老舗中の老舗である日産を買収のターゲットに置いた。



台湾メディアの報道などを総合すると、ホンハイは
ルノーが保有する35%の日産株の取得に向けてルノーと交渉に入った。

そのなかでは現在ホンハイに所属する元日産の関潤氏を
フランスのルノー本社に派遣して交渉に当たらせ、
ルノーの最高経営責任者(CEO)であるルカ・デメオ氏と
会談も行っていたという。


もともと関氏は日産で33年の勤務経験があり、
自動車産業には精通した人物。

2023年からホンハイに加入して電気自動車(EV)の業務の
責任者の一人となっていた。

関氏の加入自体が日産との関係強化への野心実現の
布石だったかもしれない。


ホンハイがいま全力をあげて次世代の主要事業として
育てているのが電気自転車だ。

日産の財務状況が厳しいとの情報を入手したホンハイは、
今年初めからルノーと交渉しながら日産に資本参加を打診し、
経済産業省や日産のメーンバンクであるみずほ銀行に
説明を行うなど根回しを進めていたという。

だが、ホンハイにとって予想外だったのが、
自らの行動が日本の経産省や自動車産業を緊張させ、
ホンダ側ももしホンハイが資本参加するなら
日産との協力関係はなしとすると硬化したという。


現在はすでに日産・ホンダに三菱も加わった日本メーカー連合が
できつつあるので、ホンハイ側は展開を静観の構えに転じ、
ルノーも態度を留保中と思われるが、
スマホやPCに続いて電気自動車の「委託製造」に焦点を当てて
事業展開しているホンハイにとっては、技術力はあっても
製造コストの削減や販売力に難を抱える日産とは
ウイン・ウインの組み合わせができると踏んでおり、
日産・ホンダの組み合わせは事業が重複する部分も大きく、
早晩困難に直面する可能性もあり、虎視眈々と今後の動きを見ている。

アジアの企業にとっても日本企業は「買い」

ただ、今回ホンハイが日産への資本参加を考えた背後には、
日産株の安さがあることは大きい。

ホンハイは毎年数千億円の利益を生み出し、
手元の自由に動かせるキャッシュも1兆円を超える。

買収となれば銀行の融資も期待できる。


日産の時価総額は2兆円ほどだとされるが、
ルノー保有株を全部取得したとしても6000~7000億円の出費で済む。

巨大工場の建設に1兆円を投じるホンハイにとっては、
事業多角化のための合理性のある投資であり、
高くはない買い物なのである。


日本企業や日本株、日本の土地さえも「お買い得」というのは
すでに海外のファンドなどに狙い撃ちにされていることで
誰もが気づいているが、
アジアの企業にとっても段々と日本がターゲットになっていることを
日本人に改めて実感させる意味が、このホンハイの買収の動きにはある。


台湾積体電路製造(TSMC)の日本進出とホンハイの買収騒動は
簡単には並列で論じることはできないが、
TSMCに1兆円以上の公的資金を投入してでも
日本に進出してもらわなければならなかったこと、
シャープ、東芝、日産という日本経済を
かつては牽引したザ・日本企業という会社が
台湾企業に「ちょっと買ってみようか」と思えるほどの相手に
なっていることは重く受け止めなければならないだろう。


廉價日本(お安い日本)

かつて日本は台湾を支配し、戦後においても
日本経済が台湾を含めてアジア経済を牽引したことは
紛れもない事実だが、その時代がすでに過ぎだっただけではなく、
逆にアジアの経済に支えられ、買われていくことは、
日本人としては残念だが、現実としては受け入れざるを得ない。


企業買収とはやや異なる部分ではあるが、
台湾の不動産は日本の不動産をはるかに凌ぐ価格で高騰している。


もちろん台湾社会では若者が家を買うことができないことが
問題化しているが、一方で、
台湾での不動産高や過去最高の株高などを背景に
キャピタルゲインを得ている中間層が、
セカンドハウスとして日本の不動産を次々と購入しており、
台湾資本の銀行や不動産会社の日本進出も活発である。


1年ほど前、台湾を代表する経済誌「天下雑誌」が
「廉價日本(お安い日本)」というタイムリーな特集を組んでいた。

彼らの目には今の日本の物価はかつて日本人が円高時代に
買い物に狂奔した欧米諸国の物価のように映っているのであろう。


台湾の中間層も、台湾内よりも日本のほうが
旅行コストも低くて優れたサービスが受けられるということで、
気軽に日本へ週末旅行などに出掛けている。

24年の台湾人の日本訪問者の人数は600万人を突破することが
確実視されている。

人口2300万人の台湾から日本へこれだけの人数が来る
ということ自体驚くべきことだ。


我々は過去のイメージで中国人による「爆買い」を
どうしても想像してしまうのだが、
「爆買い」という現象についていえば、
台湾や、香港、韓国、シンガポール、そして最近は
タイなどアジアの富裕層や中間層にも拡大していることは
しっかりと認識しておくべきだろう。


国民一人当たりの国内総生産(GDP)値においては、
日本はシンガポールや香港にはすでに抜かれ、
韓国にも超えられ、台湾にも来年には超えられるとみられている。


「品質の割にお安い」

日本の強みは中流層の分厚さであり、
貧富の格差の小ささであるので、
トータルとして
日本の豊かさがまだそこまで落ちぶれたわけではない
というのが実感だが、
すでにほとんどリードはなくなっており、
あと5年もすれば追い抜かれて彼らの背中も見えなくなりかねない。


先日もある台湾の政治家から、
台北市の建国南路にある「二階」という寿司店に
ランチで連れていってもらった。
最近の台湾の日本食では寿司のレベルアップが著しい。

日本から取り寄せたネタと台湾で獲れたネタを組み合わせながら、
若手の30代から40代ぐらいの寿司職人が
どんどん新しい店を開いている。


彼らの特徴は、お客さんの数をあらかじめ予約で
フィックスしておいて、時間通りに、一種類ずつ、
先付けや刺身、椀ものを組み合わせながら、
効率よくベルトコンベアーのように
寿司を出していくところだ。

それで値段を抑えているので、若い人たちでも
気軽に食べにくることができていた、と理解していた。


ところが、この二階という店を含めて
最近台湾の寿司店を食べていると、
ランチで2000元(約1万円)、
夜になると3000元、4000元が当たり前になっている。

円安のせいもあり、いつのまにか日本で寿司を食べるのと
同等か割高感があるように感じる。


こうした台湾の人たちが日本に来て、
銀座や築地で寿司を食べている時に
たまたま同席することもあるのだが、美味しい美味しいと喜びながら、
最後の一言は「划算(ホアスワン)」という感想を漏らすことが多い。

これは「品質の割にお安い」という時に使う言葉で、
「こんなに美味しいのに安いわー」と喜んでいるのである。


日産株も、ホンハイからみれば
「本来の価値の割にはお安く買える」と思われていることは間違いない。


ホンダ・日産の連合が日本企業復活の一里塚になればいいが、
失敗した場合は、さらに安く買い叩かれるか解体の憂き目に
ある恐れもある。

野嶋 剛

https://news.yahoo.co.jp/articles/89cc260bb45b4706e1ff8ab8c976a84658697b74

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