樹脂部品のコーティングって効果ありますか？ ジムニーシエラがもうじき納車されるのですが、ボディコーティングをキーパープロショップににお願いする予定です。

Question

樹脂フェンダーキーパーというのがあるんですが、ついでにやってもらった方がいいのか悩んでいます。

効果あるのか教えてください。

ご回答よろしくお願いします。

Answer 1

効果はありますが、新車であればあるほどコーティングが早期に剥がれやすいです。

樹脂部品は時間が経つと白ボケしますよね。これは樹脂そのものが油分を含んでおり、この油分によって光沢と樹脂の色が出ているためです。時間経過とともにこの油分が少しずつ染み出しヒョウねmンが乾燥するため白ボケて行き、樹脂が硬化してくため割れやすくもなるわけです。

樹脂光沢剤や樹脂復活剤というものが売られていますよね。これの成分は「シリコン」なんです。シリコンを上から塗布することで樹脂表面に油分を補充する。これにより樹脂の色が復活しかつ光沢が出るわけです。
水性タイヤコーティング剤も実は同じ成分で、同じ理由でタイヤが黒くなり艶も復活するんですよ。

で、新車時に樹脂コーティングをした場合は当然コーティングの効果により艶や色落ちは防止できます。しかし樹脂自体は少しずつ油分がしみだしていくことには変わらないので、樹脂とコーティングの間に染み出した油分が貯まり、時間が経つとコーティングが剥がれてしまうんですよ。
染み出す油分は最も多く油分を含んでいる新車時の方が多く、時間が経過するにつれ含まれている油分は減るので染み出す量も減る。つまり新車時が最も多く油分がしみだすので、新車時に樹脂コーティングをするとかなり早めにコーティングが剥がれるんです。どれだけ良い樹脂コーティング剤でもおそらく1年も持たないですよ。

樹脂コーティングを行うなら新車時では無く、ある程度白ボケが見られるようになってから施工した方が経済効果は高いです。個人的には2年以上経過してから施工する方が良いと思っています。
白ボケが発生し出した頃には樹脂の油分が染み出す量は減少しています。油分が表面から染み出していないため白ボケしていますので。
この状態になってから樹脂コーティングを行うと、樹脂コーティングの効果で艶と色落ちはかなり復活し、かつ樹脂とコーティングが定着し油分の染み出しによる剥がれも起きにくくなるので、コーティング自体が長持ちします。

ボディコーティングは完全乾燥した塗装の上に行われるので樹脂のように染み出すものが無く新車時に施工しても問題はないどころか新車時に施工する方が適しています。しかし樹脂は上記の性質があるので、施工するなら数年経ってから施工する方が好ましいと個人的には思います。

質問者からのお礼コメント

とても勉強になりました。ありがとうございました！

Answer 2

キーパーラボの方が間違いないですよ
私はオーラでダブルダイヤモンドプレミアムを施工して頂きました