スバル トラヴィック 「乗ればのるほど感慨が深まるクルマ。乗れば...」のユーザーレビュー

乗ればのるほど感慨が深まるクルマ。乗れば...

2007.8.17

総評

乗ればのるほど感慨が深まるクルマ。乗れば乗るほど（酷いときは数分で）飽きるクルマ（国産車に多くあるクルマ）とは対極にあるクルマ。ある雑誌で、「日常乗る車は奥深いものが最適（逆に乗ることを目的とする車は隅々まで知り手足のように扱えるものが最適）」とあった。まさにそんなクルマ。どれだけ長距離を乗っても、「今運転している」ということに対する意識がなくなる時がない。常に今ある車の状況と周りの状況、この先の状況を考えて、次にどう対応しようかを考えている。そしてそれが（そんな当たり前のことが）たまらなく楽しい。大げさですが本当です。だからどれだけ長距離を乗っても飽きたことがない。本当に奥深い。新たな発見をしては感動する。そしてまた感慨が深まる。一体どこまで続くのか。運転中に「ああ、本当にいいクルマだな」って思うと涙が出そうになる。運転中に「泣ける」クルマって他にあるのだろうか。多くの「歯車の噛み違い」により数奇な運命をたどって生まれた奇跡の一台。それを思うとなお泣けてくる。

満足している点

二度目の投稿です。今年の７月に初めての車検を受けました（走行距離３４０００ｋｍ）
・運転が楽しめる状況が多い。
街中のゆっくり速度、幹線道路のちょっと速めの流れ、高速の直線クルージング、高速のワインディング。高速で飛ばして楽しいクルマは多くあっても、これだけ多岐に渡る状況全てにおいて楽しいクルマってあるんでしょうか。もっと言えば、車庫からクルマを出してそこの角を曲がるだけでも楽しい。今でもワクワクする。
・平均点が高い。
ト○タはバランスが良く７０点主義とからしいですが、このクルマは、バランスが良くて恐らく９５点以上。特筆すべき「ココを見てくれ！」というポイントはありませんが、各々の点数は、それこそ７０点主義車の特筆すべきポイント（一番ウリのところ）の点数を遥かに上回ります。そういう高い点数を揃えての平均９５点以上。イメージとしては野球のオールスターチームみたいな感じ。あのチームには「特にこの選手に注目！」っていうのはないでしょう？ 特に目立ったところはないのに、なんだかめちゃ強い。なぜだ？って、要するにみんながスゴイからですよね。
・独特の乗り心地。
いやこればかりは説明できません。一般に言うフラットな乗り心地の部類なんでしょうけど、外車を含めこれまで試乗した多くのクルマの中でも、未だこの乗り心地のクルマは未経験です。なんなのでしょうこれは？実は効きの悪いエンジンブレーキのせい？軽々のアクセルペダルのせい？絶品のステアリングフィールのせい？よくわかりませんが、サスペンションとボディ剛性が一役かっていることは間違いないようです。

不満な点

正直不満足と呼べる（感じる）箇所はありませんが、「こうであればもっと良くなる」という点は、
・ステアリングの調整機構。
もうちょっと下に下がれば・・。そう思っている方は多いハズ。
・ワイパーのビビリ
問題は雨の日だけですが。晴れてる日は忘れてるからいいんですが。まあ、ない方がベターですね。
・燃費
これは「ないものねだり」ですね。分かってます。でも、「2000rpm以下を維持しながら動力性能を最大限発揮する」みたいなゲーム（？）に挑戦する楽しみもあります。挑戦するだけの価値もあります。
・次買うクルマ
いや冗談ではなく本当の話。これだけのクルマをこの価格で（←ココがポイントですが・・）買えることは恐らくもうないでしょう。ですから長く乗るつもりです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験