スバル トラヴィック 「2～5人の乗客と大量の荷物を乗せて安全・...」のユーザーレビュー

2～5人の乗客と大量の荷物を乗せて安全・...

2005.5.3

総評

2～5人の乗客と大量の荷物を乗せて安全・快適に移動する…この目的を限られた予算で実現できる優れた実用車だと思います。
　最終的には12.5年13万キロ乗った前車（M社1.5Lセダン）が手狭になりはじめた2年ほど前から、代替車の検討・試乗を重ねていました。
条件は、１）車両価格200万円程度、２）4人乗車状態で、かさばるパーカッション類が積める、３）客室と荷室のセパレーションがしっかりしている、４）できれば排気量2L以下、レギュラーガス、車重1.5ｔ未満、５）基本性能は高くギミックは少なく、６）できれば白・黒・灰色以外の明るいボディカラー、といったもので、特別な希望ではないはずですが該当車はそんなにありません。トラヴィックのほかルノー・カングー、マツダ・アテンザワゴン、シボレー・オプトラワゴンに絞り込んでいました。
　昨年末の販売終了の報で販社に駆け込んだものの、希望モデルの在庫が無いということで一旦トラヴィックは候補から外しましたが、他車の商談を進めながらもチェックしていたスバルの中古車サイトで、ほぼ未走行の登録済車を見つけて迷わず契約しました。（わがままな相談に乗っていただいた他車の販売担当の方々、ごめんなさい）
　購入後1ヶ月、1,600キロ走行しましたが、長所も欠点もほぼ「想定の範囲内」であり、コンパクトな大容量ステーションワゴンとして非常に満足しています。燃費はチョイ乗り主体で8キロ、地方道の巡航主体で10キロ、高速+地方道で11キロ程度です。
　今後は世界中のほとんどの車が「商品性」「プレミアム性」を高めていく方向で開発されると思いますが、そうなるとトラヴィックのような「良質・安価な実用車」が新たに生まれる可能性極めて低いのではないでしょうか。ぎりぎりのタイミングでしたが、よいものを手にできてうれしく思っています。
　メンテナンスについては、世界中で売れた車なので世界中に部品があるはずですから、個人輸入でもすれば将来的にも問題ないだろうと考えています。いつの日か、ザフィーラとトラヴィックのユーザーによる部品輸入協同組合みたいなのができると、長く安価にこの車に乗れて楽しいでしょうね。

満足している点

先輩トラヴィック乗りの皆様が書き込まれているとおりで、新たに付け加えることは特にありません。サードシートを使ったことはありませんが、5人乗りのステーションワゴンと考えると（日常の使用に差し障りのある故障をしない限り）非常に優れた車です。
　特に「踏んだ力の分だけ減速する」ブレーキ・タッチは、昨今の国産車にはめったに見られない優れた資質です。
　あとどうでもいいことですが、エンジンを切ったときの音がなんとも言えずカッコいいですね。何の音なんでしょうか、SF好きの血が騒ぎます。

不満な点

購入にあたっては、このサイトをはじめネット上にある先輩ユーザーの方々の情報を参考にさせていただきました。そこで得られたトラブル情報や不満点は、一世代前の設計であることも含めすべて承知の上での購入です。
　いまさら言っても詮無いことですが、1.8Lエンジンのカムもチェーン駆動で、エンジンブレーキがもう少し効いて、ATのロックアップがもう少し下まで掴んでいてくれたら、とは思います。またヘッドレストやエアバッグは、グレードで差をつけないでいただきたいものです。
　購入後ちょうど1ヶ月経った昨日、仕事中に妻からうれしそうに電話がありました。
「とうとう来たよ！予定通り左後ろの窓が閉まらない」と。
一旦エンジンを切ったら動いたようですが、この先トラブルが少ないことを祈るばかりです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験