最近の若者は昔のように車にロマンを感じないのですか？

Question

自分は若者ですが車が大好きです。小さい時から将来に乗りたい車や憧れなどがありましたし、今もあれこれ考えてしまいます。
変わってしまった理由はなんでしょうか？

Answer 1

感じる人は感じる。感じない人は感じない。
昔の人はロマンを感じた、なんていう、自分勝手な決めつけはいけません。昔から、車に興味がない人は全く無かった。
今の人はロマンを感じない、なんていう決めつけも馬鹿馬鹿しい限り。今でも、車が大好きで、そこにロマンを感じる人はいます。

ただ、今は昔と違って、「若者は車が好きで当然だ」みたいな、頭の悪い「押しつけ」がありませんので、車に興味がない、と堂々と言えるようになったのは大きいと思います。
今でも、「若者なら車に興味をもて」とか、世迷いごとを垂れ流すキ○○イが、たまに沸いて出ますね。昔はそういう人が変に多かったんですよ。他人迷惑もいいところです。

もちろん、確かに昔のほうが、車に興味を持つ人が多かったんです。
それには、いくつか理由があって、まず、若者が見栄をはれるネタが、車と女くらいしかなかったんですよ。
今は違いますんで、別に、見栄で車に金を使う必要もないし、だから興味を持つ必要も無いんです。

それに加えて、昔は乗用車の性能が非常に低かったので（例えば、スバル３６０は、アクセルをどんなに踏み込んでも７０キロしか出ませんでした）、そこらを普通に走っているだけでも、高い車は速かったんです。
坂道をあえぎあえぎ登るファミリーカーの横を、高性能スポーツカーが颯爽と駆け抜けてゆくわけで、車に興味がない人だって、そりゃうらやましく思います。
今は違いますよね。公道を普通に走る程度なら、１．５リッターもあれば十分です。リッターカーでも、贅沢を言わなければ、普段の利用には不自由しないし、軽自動車も性能が上がってますね。
別に、高性能自動車を買う必要はないし、それをうらやましく思う理由も無くなった。自然と、興味が無い人の目には、高い自動車は入らなくなってゆくわけです。

さらなる問題として、人間、金があまるとついつい無駄遣いしてしまうもんです。
無駄遣いの一貫として、実用性を無視して、自分が「かっこいい」と思う車を買っちゃう、というのもあります。実際、バブルのころは、なんでこんな車が？ と思うような車がバカ売れしてました。
いくら車に興味が無いと言っても、目の前に、すらっとしたスポーツカーや、ごついランクルや、異様に派手派手のリムジンが来れば、やっぱり、ついつい目を奪われてしまうもんです。
今は不景気ですので、どうしても、車を実用としてしか見ない人が多いですね。そういう人は当然、実用に向いた普通の車しか買わないから、そういう変な車が目につく機会はすっかり減っています。

結局、車を本当に好きな人だけが好きであり続け、単に性能だけを求めたり、単純な見栄だけで車を見ている人がいなくなった。
絶対数が減るのは当然のことです。
そこに不景気が追い打ちした。

もっとも、僕としてはむしろ、これが正常であって、昔は少しばかり加熱しすぎだと思います。
あと、都会の人が車を持たなくなったのは、むしろ望ましいことで、昔は「車も買えない貧乏人」だったのが、今では「無駄なものを持たない、しっかり者」になりましたよね。それで良いんです。
使いもしない車を駐車場に飾っておくより、何万倍も健全なことです。

もちろん、質問者様は車に興味を持って良いんです。
誰もそんなことを止めないし、止める権利も無い。
一方で、もうそういう時代ですので、あくまで個人で楽しむか、同好の士を捜すかしましょう。この状況はたぶん、むこう３０年は変化しませんので。

質問者からのお礼コメント

確かに仰るとおり欲しい人だけが購入した方がいいですね、これからも燃費の悪いSUVでガスをまき散らしていこうと思います。

Answer 2

同じこと私も感じてますね。
カーシェアリングとか私は絶対嫌ですけど、都市部では珍しくないようですし。

不景気で車の所持が難しくなってきているのでしょうか。
ネットで遊んでる方が手軽でお金もかからないですし。

Answer 3

40の車好きのオッチャンです。それは私も感じたことがあります。
私達の若い頃は18で免許とったら、こんなスポーツカーに乗りたい！とかありましたが、今の若い子は「車なんかいらない電車の方が便利」とか、ほしい車は「燃費の良い車」とか、悪いとは言いませんが少し寂しいです。
他に楽める娯楽も増えたからかもしれませんね

Answer 4

車が普及したからです。
基本的に憧れは無い物ねだりですから。