スバル ステラ 「エンブレムのみが異なるムーヴのOEM車」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

一条 孝
一条 孝(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

2

デザイン
3
走行性能
3
乗り心地
4
積載性
3
燃費
3
価格
3

エンブレムのみが異なるムーヴのOEM車

2023.1.19

年式
2014年12月〜モデル
総評
スバルブランドを拡充するダイハツからのOEM車。ステラはすでに3代目のモデルで、スバルの軽のイメージリーダーでもある。内容は「ムーヴ」、「ムーヴカスタム」と共通になるが、モデル末期となっていることもあってかラインアップは整理されている。次期モデルはエンブレムだけを変えるのではなく、スバル独自のデザインも採り入れてほしい。
満足している点
デビューは2014年。すでにモデル末期となっているが、スポーティなエクステリアを特徴とするカスタムRは古さをまるで感じさせない。内装もスポーティに仕立てられており、大人4人がくつろげる居住空間も確保されている。
不満な点
最新の先進安全装備が導入されていない。スバルブランドでラインアップするのであれば、アイサイト並みの先進安全装備が欲しいところ。ターボがラインアップから外れてしまったのもクルマ好きの目線で見ると残念。
デザイン

3

カスタムRと標準タイプのGとLでデザインが異なり、カスタムRはムーヴのカスタム系と共通のスポーティなカッコよさを特徴とする。標準タイプは落ち着きのあるフロントマスクを特徴とする。いずれもムーヴカスタム&ムーヴとデザインに差別化はなく、エンブレムだけが異なる程度。
走行性能

3

デビュー当初はターボエンジンを搭載するカスタムRSも設定されていたが、現在は自然吸気のみをラインアップする。エンジンはムーヴと共通のセッティングを受けており、パワーとトルクは日常使う状況において必要にして十分といったものだ。
乗り心地

4

足まわりはしっかりとした印象があり、それでいて乗り心地はしなやかだ。ロードノイズもさほど気にならず、キャビンの静粛性も納得できるレベルにある。室内空間も大人4人がゆったりと座れる広さがあり、後席には左右別々のスライド&リクライニング機構を備えている。
積載性

3

通常のラゲッジルームは奥行きが短めでも、最大240㎜の後席スライド機構を活用すると広めの荷室が出現する。デッキボード下にはアンダーボックスも設置され、普段使わない荷物を収納したり、デッキボードを外して背の高い荷物を積み込むことができる。後席は5:5分割のアレンジのおかげで3人乗車+長い荷物の積載もオーケー。シートアレンジはリヤゲート側からもしやすい。
燃費

3

WLTCモード燃費は20.0〜20.7km/L。ベースモデルのダイハツムーヴと共通のスペックであり、マイルドハイブリッドを採用するワゴンRには燃費性能でリードを許す。
価格

3

すべてのモデルにスマートアシストⅢを標準装備。イメージリーダーのカスタムRにはダークメッキのフロントグリル、LEDヘッドランプ、サイドシルスポイラーなどの専用アイテムを装着して151万8000円。スーパーハイトワゴンのシフォンよりもリーズナブルな設定だが、スマアシⅢはACCやレーンキープ機能は未設定。
一条 孝
一条 孝
自動車ジャーナリスト
自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員
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