スバルの新型小型車は？

Question

現在スバルで販売している小型車・軽自動車は

トレジア、ルクラ、ステラ、プレオ共に他のメーカー
からのOEM車種です。

今後はスバル独自の小型車（軽自動車）の開発は行わない
のでしょうか？

Answer 1

スバルは富士重工の車部門ですが、
国内には工場が群馬県に２工場しかありません。
メインの市場のアメリカにも１つあるだけです。

テントウ虫360から始まった軽自動車を製造してきた
本工場も、今はBRZと86を製造しています。
スバルの軽自動車は、主にダイハツ九州大分で
製造してもらっています。

親分であるトヨタが、車種の住み分け整理をしています。
軽自動車の開発はダイハツが担当していますので、
小型車の開発は、スバルではもう行わないと思われます。

尚、トレジアに関しては、トヨタ・ラクティスのOEM
ではありますが、スバルから約100人が出向したと
言われており、足回りの設定などは、別の車のような
仕上がりになっています。

実際、８６とBRZでも、足のセッティングなどは
結構違いがあり、OEMとは言っても、
スバルらしさが出てくることも期待できます。

質問者からのお礼コメント

てんとう虫。懐かしいですね。

Answer 2

以前の小型車および軽自動車で使用していた直列エンジンの開発および改良が行われていないでしょうし、それに関連するシャシーもないでしょうから、近いうちはないでしょう。
将来は分からないですけどね。

個人的には、昔のvivioを大きくしたようなデミオに匹敵するような、スバルのスモールカーがあればいいのにと思います。

Answer 3

現在のプレミアム路線がうまく行っている間はやりません。
高く売れる車を所有している現在安く売る車を作る必要はありません。
例えば最新のレヴォーグ1600ｃｃターボで乗り出しが最低３００万オーバーです。
トヨタであればこの様な価格は絶対に設定できません。スバルの持つ特殊性ゆえです。このイメージを壊すほうが危険でしょう。

Answer 4

5ナンバー枠で開発するためのシャーシが、スバルにはありません。

スバルが持つシャーシはインプレッサの1種類のみ、これをレガシィまで大きくして対応しています。シャーシは、ボディを大きくするのは盛ればいいので簡単ですが、縮めることはできません、安全性や剛性に大きく関わるからです。

どうしても北米向けに横幅1.8m超のサイズにこだわると、5ナンバー枠内のモデルは切り捨てなければなりません。

じゃぁ新規に開発すればいい？…というわけにもいかず。

今年はアベノミクスの円安効果で過去最高で2000億円の純利益を見込んでいますが、通常では400～500億円の純利益の企業です。シャーシを一つ、新規に開発するのには500～1000億円かかると言われており、そう簡単に造れるものではありません。

また造っても、それで車が年間100万台以上売れなければ意味が無いわけで、今後縮小する日本国内市場向け専用には造れないというワケ。スバルの年間販売台数は世界で72万台、うち日本は18万台という規模です。

Answer 5

開発しても、流すラインが富士重工には有りませんが