スバル レガシィB4 「ファミリー準スポーツセダン」のユーザーレビュー

ファミリー準スポーツセダン

2018.9.4

総評

個人的には、街乗りだけであればほぼ不満はありませんでした。
パワーもそれなりにあるし、乗り心地も一般的なスポーツカーよりは悪くない。
ただし、サーキットを走るようになってからは不満点がかなり出てきてしまいました。
不満点に書いてあるターボの谷間(パワーの出方)はじめ、ブレーキ、車重、ミッションの耐久性･･･
この車でタイムを出す場合は、それなりに財布に覚悟が必要です。
とはいえ、それなりでいいなら走ってくれます。
後は、パワーの出方が良くも悪くもかなり穏やかです。
なので、サーキット練習には向いているかもしれません。安いですし。

普段はほぼ街乗り、タイムを重視せずに年に数回サーキット等走るレベルの方ならオススメの車です。
個人的にはこの1個後のBP・BL型の方がいいと思っています。乗ったことありませんが、かなり色々改善されています。少し価格は上がりますが。
どうしてもこの車が良い、という方は是非D型をオススメします。
BE5　D型　等でネット検索すればすぐに理由が分かると思います。

用途次第ですが、思い返してみると結構いい車だったので☆4つです。

満足している点

・車両価格が安い
A～C型なら5万kmで50万以下くらいが普通にあります。(D型は少し高め)
ターボモデル、MTに拘らなければ30万あればもっと安いのがあります。
・遮音性高め
あくまで他のスポーツカーと比べると、です。
フルノーマル状態だと、エンジン掛けてても振動も少なく快適です。
・一応280馬力
カタログスペック上は280馬力です。
踏んで上まで回せばそれなりな感じです。
・中古パーツ多め
オークションでかなりパーツが流通してます。
例えば、ホイールだと86・BRZ・プリウス等と同じPCDなのでかなりゴロゴロ転がってます。
ただし、A~C型とD型で取り付かなかったりするっぽいので注意が必要。
・積載量多め
トランクは結構広いです。後部座席も使えばかなりの荷物が載ります。

不満な点

・ターボの谷間がある
散々ネット上でも言われてる通り、4000～5000回転辺りでもたつきます。
サーキットではかなり致命的です。
とはいえ、街乗りレベルだと全く気になりません。というか街乗りでは基本2000回転以下で十分です。
・整備性悪
これは水平対抗エンジン全てにいえることですが、整備性が悪いです。
例えば、スパークプラグ交換にしても、自分でやるとかなり手間です。店に持っていくと工賃1万は覚悟のレベルです。（嘘かホントか店によっては断られるとか。）

デザイン

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走行性能

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ホントに伸びるのと感じるのはセカンダリタービンが回る5000回転～です。
ハンドリングはかなりダルです。個人的には切ってからワンテンポ遅れて曲がっていくイメージでした。
低速トルクも細いので油断すると軽に置いていかれます。

乗り心地

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一般的なスポーツカーより少し柔らかめの足
静粛性は高め、振動も少なめです。

積載性

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満足な点にも書いてある通り、トランク広め・後部座席有りなのでかなり積めます。

燃費

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8～10くらいです。
この車に燃費を求めてはいけません。

価格

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故障経験

・ドラシャブーツ
⇒経年からくるものなので仕方無し。
・ギアシフトジョイント
⇒この時代のスバル車の持病です(ディーラー談)
　シフトが左右にフラフラになります。
　ただし普通に運転できます。自分は1年くらいこれで運転してました。