日本では先代型となる6代目レガシィB4でその使命を終えたが、北米では7代目モデルが販売されている。これがかなりカッコいいセダンで、日本に導入してもいいのではないだろうか。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/スバル
北米専売モデルだけど……実は「レガシィB4」って魅力的なセダンじゃね? 日本でも売って~
■北米では2019年から新型B4を発売開始
北米専売となるレガシィB4のボディサイズは全長4840×全幅1840×全高1500mm、ホイールベース2750mm
日本では先代6代目モデルでレガシィB4の販売が終了したレガシィ。現在はレガシィアウトバックのみ現行型が導入されている。セダンのB4については北米で2019年にフルモデルチェンジを受けて7代目モデルが誕生しているのはご存じのとおり。
そのボディサイズは全長4840×全幅1840×全高1500mm、ホイールベース2750mm。先代モデルから全長で45mm大きくなっているが、全幅と全高、ホイールベースは先代とほぼ同等のサイズだ。
パワートレーンは水平対向4気筒直噴2.5LのNAであるFB25と、同2.4L直噴ターボのFA24という2本立て。このうち、FB25については全部品の約9割が新開発されたのもポイント。
また、新たにスバルグローバルプラットフォームを採用され、ボディ全般が強化されている。内装ではベースグレードを除いて11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイが採用。
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■国内セダン市場の縮小で消えたレガシィB4だが
レガシィB4のリアビュー。写真のグレードはブラックのトランクスポイラーが装着されており、スポーティな印象
FFベースのミドルクラスセダンといえば、国産モデルではアコードが2024年春に登場する予定だが、現在販売されているのはマツダ6のみ。カムリも新型は日本では発売されるかどうかはアナウンスされていないが、導入されない可能性が高い。
スバルは今、国内のセダン市場縮小に伴ってレガシィB4だけでなく、インプレッサG4も先代型で販売を終了。しかし、現在スバルのセダンがWRX S4のみというのはセダン好きの担当ならずとも寂しいと思うユーザーもいるのではないだろうか。
WRX S4だとスポーツ性が強すぎるのでもう少しフォーマルなセダンが欲しいユーザーなら、レガシィB4はピッタリだと思うのだが。
■レガシィといえばワゴンのイメージが強かったが……
レガシィB4のコックピット。基本的には日本でも発売されているレガシィアウトバックとほぼ同じ造形となる
そもそもレガシィというと、長年ツーリングワゴンのイメージが大きいが、実はセダンの役割も大きかったモデル。1989年に登場した初代もデビュー前に10万km耐久走行の平均走行速度223.345km/hを達成したのはレガシィセダンRSだったワケで。
思えば長年、スバルのラリーや市販車でのスポーツイメージを形成してきた2L水平対向のEJ20ターボはこの初代レガシィから始まっていた。どうしてもレガシィといえば快速ワゴンとしてGTをトップグレードにしたツーリングワゴンの姿が思い浮かぶのだが、セダンもその存在感はなかなかのもの。
1990年夏に普通免許を取得した担当は、当時親戚の乗っていた初代レガシィセダンRSにちょい乗りさせてもらったことがあったのだが、その上質は乗り味とアクセルを踏み込んだ瞬間にターボパワーが炸裂するフィーリングに驚かされた記憶がある。
その血統を受け継ぐ北米専売のレガシィB4。ぜひ日本導入を!
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みんなのコメント
特にスバルは数年前に日本市場諦めてる宣言したメーカーだよ
ならベストカーがまず先にセダン復権の為に身を切る行動でセダン人気を盛り上げ、根拠の数字を示し「ゲヘヘ、そろそろセダン売れそうでっせ旦那ぁ」とメーカーに呼びかけるのが筋だろ。