スバル レガシィB4 「エンジンルームを空けると、思わず笑ってし...」のユーザーレビュー

エンジンルームを空けると、思わず笑ってし...

2004.1.1

総評

エンジンルームを空けると、思わず笑ってしまいます。かなりの面積の地面が見えます。このスカスカな感じも悪くありません。力強くなったＮＡエンジンのどこが良くなったのかと眺めてみましたが、素人には良くわかりませんね。こんなにスカスカなら、カバーが無くても納得です。
　私は、ターボに乗っていたとき、正直、傍から見れば常軌を逸したような走りをすることがありました。そんな速度域でも車は安定しており、ドライバーには安心感があるのが、レガシィという車ですよね。その気になればいとも簡単にその世界に踏み込んでいけます。ターボの谷の無くなった新型ではなおさらでしょう。ハンドルを握るときいつも気持ちが平穏であるとは限りません。あくまで、あくまで私の場合ですが、「今回もこの車（ターボ）を選ぶと、かなりやばい。」とまじめに思ってしまいました。自己防衛です。ＮＡだから（遅い車だから）事故しないというわけでもありませんし、私と違ってターボを理性的にジェントルに乗りこなす方がほとんどでしょうから、ターボが危険なんていうつもりもありません。しかし、前記のように、私の性格、テクニックからしてそれは、かなりやばいと思えました。
　総じてレガシィ２．０Ｒいいです。下級グレードですが、ローコストの妥協の産物ではないと感じる日々です。
常識的な範囲で走りが楽しめ、ゆっくり走るのさえ気持ちよく、何か車に癒されるような感じさえします。
　走行３０００キロ、２回目のレポートでした。前回投票いただいた方にお礼申し上げます。

満足している点

踏めばそれなりに速く、いつも右足に少し余裕を感じながら普通に走ることが気持ちいいという走行性能です。ターボや３リッターに比べてしまえば、「遅い」「ゆとりがない」となりますが、これを選んでしまえば、走りにおいておよそ不満を感じる場面はありません。かえって、自分の思いよりかっ飛んでしまったり、追い越しで踏んでも進まずといった場面のあったターボ（前車BEの場合）より安心して快適に走れます。
　ATについては、購入前は「５AT積んでよ。」と思いましたが、これも実際走っていて「もう一段欲しいな。」なんて思うことはないので、どうでもよくなりました。ショックも無くスムーズで、ゲート式のセレクターは気持ちよく使えます。セールスの人の話では、５ATでプラス３０㎏になるということ（ほんとかな？）なので、それなら４ＡＴのメリットもあろうというものです。
　ターボの時より、給油の際にニンマリできるのも言うまでもありません。
　スタイリングについては、気に入っています。ただ、私は、どの世代のどのグレードのレガシィに道で出会っても「かっこいいな。」と思ってしまうのです。

不満な点

不満な点は、ここに集約されます。インテリアです。
　第一に、（前回のレポートでも書きましたが）アームレストから独立したドアグリップです。最近のＴ社やＮ社の車にも採用されているように最近のトレンドなのでしょうが、私には良さがわかりません。いくらレガシィが走りの車といっても、時には右腕をアームレストに預けてゆったりしたいと思うものです。そんな時、私の手首はそれに当たることになります。そこからパワーウインドを操作しようというとき、不自然に指を伸ばさなくてはなりません。「これが無ければどんなにすっきりするだろうか。」といつも思ってしまいます。
　第二に、コンソールボックスです。シートを一番後ろに下げるほど足の長い人はそうでもないでしょうが、私のポジションでこれを空け閉めしようとすると、かなり左手を後方に伸ばさなくてはなりません。おまけに、容量も少ないというのに、そこにアクセサリーソケットがあります。それを使うときには、中身を半分ほど出すことを余儀なくされます。
　第三に、グローブボックスです。先代から容量増えたように見えるのは見かけだおしで、実際にはあまり入りません。
　ゴムのカップホルダーについてはたくさんの人が書いてますので、書きません。（ただ、底の部分までゴムが張っているのは気が利いてるなと感じました。）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験