スバル レガシィB4 「メジャーリーグへの挑戦 今回のレガシーＢ４は日本市場にベストフィットという訳ではないかも知れません。しかし、元々セダンにとって日本市場は苦戦を強いられ」のユーザーレビュー

メジャーリーグへの挑戦 今回のレガシーＢ４は日本市場にベストフィットという訳ではないかも知れません。しかし、元々セダンにとって日本市場は苦戦を強いられ

2009.6.9

総評

メジャーリーグへの挑戦
今回のレガシーＢ４は日本市場にベストフィットという訳ではないかも知れません。しかし、元々セダンにとって日本市場は苦戦を強いられる特殊な環境です。セダンを買いそうなユーザーのほとんどははミニバンに流れてしまいますので。レガシーを選ぶ日本人もその殆どがワゴンを選択します。従って、セダンの主戦場は必然的に海外となり、特にセダン王国である米国に照準を合わせるのはスバルにとって極めて合理的な必然的選択と言えるでしょう。
　長い目で見れば、これは日本のスバルファンにとっても必ずしも悪い事ではありません。これまでレガシーＢ４は、そのポテンシャルの高さにも関わらず、そのキャビンの小ささ故にセダンの主戦場たる海外で、全く評価されていませんでしたから。セダンは海外でこそ真価が発揮され、熟成されて行きます。メジャーリーグでもまれて逞しくなって、日本のファンのもとに帰って来て下さい。

満足している点

・パワー効率が良く、低重心の水平対向エンジン。スバル以外ではポルシェしかこの感動は味わえません。
・世界一とも言っても過言ではないＡＷＤ。雪国ではスバルの右に出る車はありません。
・ＡＷＤは通常のワインディグ・ロードでも最も安定しており、エキサイティングなドライブが楽しめます。ぜひ試してみて下さい。
・４ＷＤとしてはもっとも燃費が良い。
・今回のＢ４は何となくＢＭＷに似ていてカッコいい。（逆に、ワゴンは低重心ミニバンみたいで今一。）

不満な点

・性能の割りには、やや安っぽい内装。スバルのプレミアムバージョンを期待したいです。スバルの水平対向エンジン、ＡＷＤは世界に誇れる技術ですから、ぜひ自信を持ってチャレンジして欲しいです。
・エンジン音が静か過ぎて、野性味に欠ける。エンジンの静かさは長所であるかも知れませんが、スバルのファンはスバルのトヨタ化を望んでいる訳ではありません。アルファロメオとまで行かなくても、せめてドイツ車程度のセクシーなエンジン音を期待したいです。
・4WDなので仕方ないが、2WDと比べると燃費が悪い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験