長く乗り込んでいたい気分にさせられます。
中古で購入し、購入後まもなく5000kmという事で、正直まだこの車について性格の善し悪し判断は微妙な所ですが
2007.6.8
- 総評
- 長く乗り込んでいたい気分にさせられます。
中古で購入し、購入後まもなく5000kmという事で、正直まだこの車について性格の善し悪し判断は微妙な所ですが、個人的に気付いた内容をピックアップ致します。現ユーザー・又今後のユーザーに少しでも役に立てれば幸いに思います。
数あるグレードの中でも最下位なので、絶対的な「走りの質」を求めるとどうしても物足りなく思えてしまうのは致仕方ありません。逆にコストパフォーマンスの観点から見れば、どのグレードにも勝るとも劣らない魅力を備えているといえるでしょう。これはレガシィに限った事ではありませんが、ことレガシィでは、基本的にグレードによる内外装の差はあまりないので、自分も含めて「プチ飛ばし屋」程度であれば、十分満足いくグレードだと思います。決して「安かろう悪かろう」とは考えないで下さいね。
このBF型以前から、レガシィは気になっていた物件なのですが、購入は今回が初めてです。それまでの朗評・酷評も自分なりに粗方理解しているつもりですが、今の車については概ね満足しています。
- 満足している点
- ◎水平対向エンジン&AWDの恩恵でしょうか、速度が増す程走りが安定傾向です。まさにオンザレール感覚。自車は車高調によるローダウン・標準より1インチUPのタイヤ装着状態ですが、突き上げやブレ等の不安が見事に払拭(酔いしれるのは程々に。オービス・取締りには極力注意しましょう)。
◎コストパフォーマンスを前面にアピールできる燃費。BF型になってかなり改善されたと聞き、なかなかそれは期待通り。主に片道約20kmの通勤使用で見事10・15モード前後の数値を叩き出してくれます。マルチディスプレイも燃費意識向上に寄与してくれます。
○外観デザインは全体的に優雅というか上品というか、明らかにBE型に比べて車格は上がった感覚です。周囲からは何故か高級車扱いされて決して悪い気分ではないですが、かつての泥臭いイメージはすっかり影を潜めたかな。個人的にはどの型も味があって好きですよ。
○最下グレードとは言え、やはりレガシィ。ターボほどではなくてもその気になればスポーツできます。山道や峠道でのハンドリングの楽しさは国産車でも群を抜いた逸品です。ただ、ノーマルではややハンドルの正確性が劣ると思われるので、タワーバーの装着をお薦めしましょう。
○希少なアルカンターラ仕様。現在はこの仕様は設定がない(外注扱い)せいか、査定では高評価との噂(因みに売却は考えてません)。
- 不満な点
- △最下グレードの弊害か、停止からの発進はかなりモタつきます。旧型より軽量化されているとは言え、やはり水平対向エンジン+AWDはSOHCには負担大でしょうか。モアパワー必須。
△最新の軽ですら、CVTを採用してるのに、未だに4ATというのは疑問。特に「スバル」の軽が採用されて普通車に採用されないのは??
△内装ですね。歴代から見ると現行は相当質感向上を果たしていますが、新車購入でマークXやスカイライン等が競合されるとなるとどうしても分が悪いかも。車雑誌でもカテゴリー上「{上級}ミドルセダン」と位置付けされるみたいなので、今後の頑張りに期待。デザインや機能性は悪くないと思う。
△やはり内装。収納は少ないし、何より狭い。コンソールボックスもアームレスト兼用とする等もっと工夫がほしい。やたら小さい灰皿は喫煙者にも禁煙者にも不親切。何故か立派にリッド付き。潔くオプション設定にしても良いと思う。
×これまた内装。最新の型は問題ないが、チルトはするのに何故標準でテレスコは付かない?おかげでドライブポジションがかなり制約されてしまう。幸い腰が痛くなるまでには至ってないのが救いです。
×2007年現在でもサッシュレスドアのHTボディーにこだわるメーカーの考えが分からない。内張りはしっかりピラーが存在するので、外観から想像できる程視界は良くありません。長距離走行の後は半ドアになりやすいのもHTボディーによる剛性不足が響いてるのかな?あまり恩恵は感じられないので次期はセダンボディに期待しましょう。
△毎年思い切った改良を行っていくので、新車での購入タイミングが難しい。ほぼ完璧になったと思ったらまもなくフルモデルチェンジというケースなので、ユーザーの為にも改良のサイクルを見直してみては・・・
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