パトカーって普通の乗用車よりスピード出るんですか？

Answer 1

警ら用のパトカーはリミッターが動作するような速度は出す必要性がありませんので、高速隊での疑問なのかなと思いますが、基本的には一般の市販車をベースに警察車両用としての外装、内装、各種装備を備えており、ＥＣＵ（コンピューター）などもノーマルのままなので、市販車が動作する速度域でスピードリミッターが動作します。（動作速度は車種によって微妙に異なりますけど。）

通常のパトカーはブーメラン型赤色灯がある時点で空気抵抗が増しますし、トランクには各種資機材が積載されておりますので、重量的にも負担があります。（資機材は覆面パトカーも同じ）

同じクルマで比較した場合は、重量の影響などで加速性能などは良くないですね。


高速隊仕様の車両は、ノーマルでも動力性能がある車種が選ばれますので、クラウン以外にもレガシィＢ４やインプレッサＳＴＩなどが警察本部の高速隊仕様として導入されています。
これらのクルマはノーマルでも十分に速いってことが知られている部分もありますので、巡回しているだけでも速度違反に対する抑止力になります。

また、違反車両が逃走したら追跡しますが、違反車両が物凄い高速で逃走し、これ以上追うと違反車両が一般車両を巻き込んで重大事故を起こすことも考慮するため、追跡を途中で断念することもあります。
しかし、そうなる前に無線で連絡を取り、航空隊や近隣のパトカーなどと連携を取りながら動きますし、車載カメラ等で証拠映像も残しますので、途中で待ち伏せして捕獲したり、状況によっては事後捜査で被疑者を追い込んで行くこともあります。
そのため、２００ｋｍ／ｈを超えるような速度が出せるクルマは特に必要は無いんです。

一部の警察本部でNSXやフェアレディＺなんかもありますが、自動車メーカーからの寄付だったりしますし、この種のクルマは交通安全運動のＰＲイベントで出展したりすることが多いです。
ただ、交通安全運動期間中などパトカー総動員になっている時は、パトカーが足りなくなるので、これらのクルマも仕事車として出動することもあるようです。
しかし、このようなクルマであっても、基本は同じなので、速度的には出せたとしても一般車に被害が及ぶ前に追跡を断念します。

NSXなどのスポーツカーよりもインプレッサの方が軽くてダッシュ力もあるし４ドアなので、使い勝手は良いそうです。
ただ、最近のパトカーは高速隊でもAT車が多いので、レガシィＢ４(2.0GT)、インプレッサ、NSXなどMTのクルマだと疲れてしまうと言う現職の方もいるようです。（最近はMT車って非常に少ないですからね。）

あえてパトカーが速い要素があるとすれば、緊急走行時に使用する赤色灯やサイレンなどもありますが、それらに依存せず、事故を起こさないように適確な判断が行えるドライビングテクニックを備えているからだと思います。（訓練は厳しいですからね。）


※写真は栃木県警察高速隊のホンダNSXです。

Answer 2

車種によって加速等変わるてんもありますが最高速度はリミッターにより180km/hになります。
それをオーバーしている車は追いもしません。

Answer 3

基本的には皆んなが乗っている車と同じです。
カラーリングと回転灯は一目で違いが分かりますが、内部は無線やカーナビとかカメラ等が充実しています。

Answer 4

パトカーにもいろいろ種類がありますが？別にパトカーだからといって、駆動系がいじってあるとかはありません。内装は違いますが。

Answer 5

一般車両となんらかわらないって話ですね。ですから速度リミッターも外れてないようです。
だからといって２○○キロでぶっちぎってもビデオ撮られてますから後に捕まりますけどね。
交通機動隊の高速車両はオプションでオイルクーラーなどがあるとつけてるみたいですね。

Answer 6

出ません。色が塗り替えてあるだけ。