現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 275馬力のアグレッシブな姿を世界初公開! 新型スバルWRXが北米でついにベールを脱いだ!

ここから本文です

275馬力のアグレッシブな姿を世界初公開! 新型スバルWRXが北米でついにベールを脱いだ!

掲載 更新
275馬力のアグレッシブな姿を世界初公開! 新型スバルWRXが北米でついにベールを脱いだ!

 この記事をまとめると

■フルモデルチェンジした新型スバルWRXが北米で発表された

6代目レガシィ・アウトバックが日本上陸! レヴォーグと同じ1.8Lターボのみで2グレード展開

■2.4リッター水平対向4気筒エンジンは最高出力271馬力/最大トルク35.6kgm

■WRXとして初めてスバルグローバルプラットフォーム(SGP)を採用

 スバルの象徴WRXがフルモデルチェンジして姿を現した

 スバルWRXといえば、1992年にインプレッサの高性能バージョンとして設定されたのを始まりにして、ついには2014年にデビューした先代モデルからは車名として独立した、まさにスバルを象徴するモデル。

 そんなWRXの新型が、北米で世界初公開された。

 新型WRXは、初代以来、4世代に渡って受け継いできたWRXらしさを継承しつつ、パーフォマンスカーとしての価値と実用的なセダンとしての価値を革新的に進化させた新世代のスバルのAWDパフォーマンスカーになっている。

 パワーユニットには、ドライバーの意思に瞬時に応える応答性と、低回転から力強いトルクによる抜群の加速性能を持った2.4リッターの水平対向4気筒ターボを採用。最高出力271馬力/最大トルク35.6kgmのスペックはスポーツ走行時に最大限に威力を発揮するのはもちろんだが、日常的な仕様においても気持ちいい加速フィールを実現し、あらゆる状況で走ることの楽しさを感じさせてくれる。

 このパワーユニットに組み合わせられるのは6速MTと「スバルパフォーマンストランスミッション」と呼ばれるCVTの2タイプ。駆動方式は当然ながらAWDとなり、6MTにはビスカスLSD付きセンターデファレンシャル方式AWDを、そしてスバルパフォーマンストランスミッションには状況に応じてトルクを配分制御するVTD-AWDを採用する。

 また、新型WRXではプラットフォームを一新しているのもトピックで、WRXシリーズとしては初めてスバルグローバルプラットフォーム(SGP)を採用。フルインナーフレーム構造や構造用接着剤を組み合わせることで、ボディやシャシーの高剛性化とステアリング操作への応答性を高めた上質な走りを実現している。

 さらに、一部グレードではパワーユニット、ステアリング、ダンパー、エアコンなどのさまざまなユニットの制御を細かく調整することができるドライブモードセレクトを採用。とりわけダンパーはリアルタイムにダンパー減衰力を可変制御することが可能で、状況や好みに応じたキャラクターへとWRXを瞬時に変貌させる。

 走りだけでなく内外装もアグレッシブに大進化

 さて、新型WRXは、中身だけでなく見た目も大変貌を遂げている。エクステリアは、ヘキサゴングリルを起点とした立体的な造形で、ワイド&ローを強調するフロントバンパーのデザインや力強く張り出したフェンダーが、今にも走り出しそうな躍動感を表現。

 フロント・リヤフェンダーのスポーツサイドガーニッシュやサイドシルスポイラーなどには、空気の流れを整えるヘキサゴンパターンの空力テクスチャーを採用。フロントフェンダー後部、リヤバンパー後部にはエアアウトレットが設けられ、パフォーマンスカーならではのデザインを実現しつつ、コーナリング時や高速走行時の操縦安定性を高めている。

 また、インテリアは、黒を基調にレッドステッチを排したものとなり、新型WRXのアグレッシブでスポーティなパフォーマンスを表現。インストルメントパネル中央にはセンターインフォメーションディスプレイが配され、さまざまな機能が集約されている。前後席は、それぞれのショルダールームが拡大されており、とりわけ後席は延長されたホイールベースの恩恵を受けて、ゆったりとくつろげる空間となっている。

 そして一部グレードにはRECARO社と共同開発した新デザインのRECAROシートを採用。従来型よりさらに体格保持性能を高め、スポーツドライビング時のドライバーの姿勢をしっかり保持してくれるようになった。

 もうひとつ、スバルといえば安全・快適装備にも定評があるが、新型WRXにも新世代アイサイトが「スバルパフォーマンストランスミッション」搭載車には標準設定されている。電動ブレーキブースターが組み合わせられたことで、プリクラッシュブレーキの作動領域が拡大さただけでなく、ステレオカメラの広角化によって認識範囲を拡大。従来型では先行車を捕捉できなかった急なカーブでも追従走行を継続できるようになっただけでなく、割り込み車両もより早いタイミングで認識してくれるという。

 このように、全面的に大幅な進化を果たした新型スバルWRX。北米での発売は2022年を予定。日本での発売に関してはアナウンスがないが、大いに期待して続報を待ちたい。

こんな記事も読まれています

発表後わずか1週間でモデル名変更 アルファロメオの新型SUVの名前は「ミラノ」から「ジュニア」へ 一体何があったのか?
発表後わずか1週間でモデル名変更 アルファロメオの新型SUVの名前は「ミラノ」から「ジュニア」へ 一体何があったのか?
AutoBild Japan
【20世紀名車ギャラリー】世界中で高く評価されるJ’sスポーツ・レジェンド、1967年式トヨタ2000GTの肖像
【20世紀名車ギャラリー】世界中で高く評価されるJ’sスポーツ・レジェンド、1967年式トヨタ2000GTの肖像
カー・アンド・ドライバー
日本で登場したら人気が出そう…オペルのコンパクトSUV 新型「フロンテラ」初公開! EVのほか48Vハイブリッドを用意
日本で登場したら人気が出そう…オペルのコンパクトSUV 新型「フロンテラ」初公開! EVのほか48Vハイブリッドを用意
VAGUE
外国人のタクシー&バス運転士が増える可能性大! 海外じゃ当たり前の光景が日本でも広がるか
外国人のタクシー&バス運転士が増える可能性大! 海外じゃ当たり前の光景が日本でも広がるか
WEB CARTOP
マツダ、広島本社で5年ぶりの感謝祭を6月に開催! イベントはどんな内容になる?
マツダ、広島本社で5年ぶりの感謝祭を6月に開催! イベントはどんな内容になる?
くるくら
ベスパの特別仕様車「140th」 4日間限定販売の140周年記念モデル発表
ベスパの特別仕様車「140th」 4日間限定販売の140周年記念モデル発表
バイクのニュース
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」登場!? カクカクボディ×マットブラックが超カッコイイ! SUV仕様の新型「ハイラックス“ランガ”」に熱望の声も! 尼で実車展示
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」登場!? カクカクボディ×マットブラックが超カッコイイ! SUV仕様の新型「ハイラックス“ランガ”」に熱望の声も! 尼で実車展示
くるまのニュース
リカルド、中国GPで使用する新シャシーは「安心感をもたらす」シート喪失のプレッシャーは否定
リカルド、中国GPで使用する新シャシーは「安心感をもたらす」シート喪失のプレッシャーは否定
motorsport.com 日本版
花粉や黄砂を撃退! 車内環境をアップグレードするエアコンフィルターの魅力~Weeklyメンテナンス~
花粉や黄砂を撃退! 車内環境をアップグレードするエアコンフィルターの魅力~Weeklyメンテナンス~
レスポンス
自動車税を払い忘れたら?どこで払う?知っておきたい滞納リスク
自動車税を払い忘れたら?どこで払う?知っておきたい滞納リスク
@DIME
自動車税を払い忘れたら?どこで払う?知っておきたい滞納リスク
自動車税を払い忘れたら?どこで払う?知っておきたい滞納リスク
@DIME
写真で見るニューモデル マツダ「CX-80」(欧州仕様車)
写真で見るニューモデル マツダ「CX-80」(欧州仕様車)
日刊自動車新聞
BMW i5 ツーリング【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
BMW i5 ツーリング【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
日産「新型ラグジュアリーセダン」登場! 大型“精悍マスク”に全刷新! アンダー380万円の新型「セントラ」台湾で発売
日産「新型ラグジュアリーセダン」登場! 大型“精悍マスク”に全刷新! アンダー380万円の新型「セントラ」台湾で発売
くるまのニュース
カーシェアリングサービス「タイムズカー」に日産「サクラ」配備。Xでキャンペーンも実施!
カーシェアリングサービス「タイムズカー」に日産「サクラ」配備。Xでキャンペーンも実施!
カー・アンド・ドライバー
“世界最古の公道レース”を5度制した「伝説のバイク」をインスパイア! トライアンフの特別仕様車は“斬新グラフィック”が存在感抜群です
“世界最古の公道レース”を5度制した「伝説のバイク」をインスパイア! トライアンフの特別仕様車は“斬新グラフィック”が存在感抜群です
VAGUE
レクサスが新たな「小さな高級車」お披露目! 豪華仕様で同価格「CoolとRelax」何が違う? 新型「LBX」は生産のこだわりも凄かった
レクサスが新たな「小さな高級車」お披露目! 豪華仕様で同価格「CoolとRelax」何が違う? 新型「LBX」は生産のこだわりも凄かった
くるまのニュース
今やスバルの屋台骨を支えるフォレスターとクロストレック……ご先祖は初代インプレッサ[グラベルEX]だった
今やスバルの屋台骨を支えるフォレスターとクロストレック……ご先祖は初代インプレッサ[グラベルEX]だった
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

324.0379.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

70.0869.0万円

中古車を検索
インプレッサハッチバックSTIの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

324.0379.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

70.0869.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村