スバル インプレッサ スポーツ 「マジメ・アンゼン・モアパワー」のユーザーレビュー

マジメ・アンゼン・モアパワー

2019.5.9

総評

帰省時のレンタカーにて利用。
ファミリーカークラスで予約したら、クルマが足りずにサイズアップしたこのクルマが出てきて、ちょっと得した気分になった。
一番感じたのは、WRXをイメージリーダーとするこのクルマが、ベースモデルは極めて普通のファミリーカーであるということ。
そのイメージのギャップが最初は拭えなかったが、そのキャラクターを把握してからは納得気分になれた。
とくに売りである安全装備は、上位クラス同等以上となっていることは評価されるべき。
非常に真面目なクルマだと感じた。

満足している点

個人的にスバルのプレスラインはBMWに似てると思っており、馴染みのあるカッコいいいイメージだと思う。
またガラスエリアが大きく視界が広いため、周囲の状況把握はやりやすい。
後席の居住性も十分以上であり、四人家族のファミリーカーとしては文句なし。
またアイサイトによるACCの使い勝手は上位クラスのF36に劣らず、タッチパネル式のナビの使い勝手はBMWよりかなり快適であり、売り物の装備面はさすがに文句なし。

不満な点

走行性能はごく普通だが、1.6Lエンジンはこのボディにはパワー不足。
また決してレベルは低くないが、装備面を除くと特色に乏しく、移動手段に特化して考えた際のコストパフォーマンスとしては文句はないというイメージ。

デザイン

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走行性能

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ハンドリングやペダルタッチ、アクセルレスポンスはSPORTを名乗る割にやや軽め。
ごくごくファミリーカー的なものであり、インプレッサのスポーツイメージ（私だけ？）を意識しなければ、非常に真っ当なクルマに見える。
一方でその気になって高速でカーブに進入するには、私のようなヘタクソだと、軽いハンドルでは安定感のある走行は難しい。
また1.6Lエンジンは滑らかに回ってくれるが、急な上り坂ではパワー不足を露呈してしまうので、あくまで普通のファミリーカーとして考えるべき。

乗り心地

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後席の快適性はこれまでに乗ったクルマの中でも上位であり、ワンサイズ上の愛車F36より膝下は大きい。
またシートは欧州車風に硬めで、化繊のシートで表面は滑りやすく感じるけど、ホールド性は悪くない。
サスは硬くもなくごく普通のストロークであるが、ショックの収まりは悪くない。
贅沢を言わなければ問題ないレベルかな。
静粛性の面では、室内で声を張り上げる場面はなく、クラスを考えれば評価できると思った。

積載性

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あくまで5ドアハッチバックであり、ワゴンレベルの積載性は望めないが、必要な容量は確保している。

燃費

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価格

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故障経験