スバル インプレッサ スポーツ 「11111km・5ヶ月乗って判った利点と欠点」のユーザーレビュー

11111km・5ヶ月乗って判った利点と欠点

2017.7.24

総評

電装系利便装備や動力性には多少の不満もあるが、全体的には非常に良くできたクルマで愛着を持って長く付き合えそう。
長距離走行でも疲れにくく、日本版のボルボV40の様なキャラクターと言っていい。

購入検討時のレビューにも書いたが、
装備の充実や内装の質感大幅向上にも関わらず価格上昇が先代比でかなり小さく、コスパは非常に高い。

今後の改良でどう変わっていくか、非常に楽しみ。
1.6DITのSTIスポーツが出た場合かなり揺らいでしまいそうな感もあるが(笑)

満足している点

・スマートな外観デザイン
　(評論家からは没個性と言われがちだが...)
・抜群のライントレース性と直進安定性の高さ
・価格対比で非常に高い内装の質感と装備の充実
・非常に重宝するUSB電源の多さ

不満な点

・リニア感に欠けるリニアトロニック(CVT)
・オートハイビームとオートワイパーの動作
(前者は横からの車両や斜め前方車両がいるにも関わらずハイビームになる、後者は雨が激しいのに間欠になったり視界がほぼ０になるまで動かない事がある)
・内装が黒一色しかない(社外シートカバーで解決)

デザイン

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走行性能

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前車FD2シビックタイプRと比べてしまうと、馬力・トルクに不満が出てしまうのは仕方ない。(試乗して登坂路も走って納得した上で買ってる)
高速合流時等、加速時のスロットルレスポンスは優秀で踏んだ分だけスムーズに加速する。

また、トルクベクタリング無＆燃費考慮のタイヤでも思い通りのラインで曲がっていけるライントレース性の高さには舌を巻くレベル。

ただ、今まで数多くCVT車を試乗してきたが(長距離使用もしている)、加速時のトルク変動の大きさからか車体がカクつく事のあるCVTのフィーリングは不満あり。
数年後に出ると言われるトルコンATへの換装を望みたい。
あとは後期で2.0NA⇒1.8ターボに換装されるだろうが、最初から1.6DITを積んで欲しかったなと言うのが、動力性能を納得しても買う前から思っていた部分。

乗り心地

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これまた前車と比べると月とすっぽんレベル(良い方で)の違い。
特に縦方向の脚はしなやかで、荒れた路面でもサスが上手にストロークしている。

積載性

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後輪のタイヤハウスの張りだしが少なく、横方向も含めてクラス内では広めな方。
後席を倒すと、身長162程度の私には多少身体を斜めにするか前席との隙間を埋めるものを入れれば足を伸ばして車中泊をする事も可能。

燃費

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通勤(片道7km程度)が大半・遠出もさほどしないチョイ乗りが多い状況下では12km/L程。
片道100～200kmレベルの中距離走行(下道のみ)を週末に行うと14～16km/L。
高速メイン・片道300kmを軽く超えるレベルの走行ではカタログを超える数値となり、18km/L台前半といったところ。

2L/NAのAWDとしては優秀だと思う。

価格

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故障経験

低速時ステアリングコラムからカタカタと異音が発生、新車保証で無償交換。