斜め視線でインプレッション・・・
ほかの皆さんが走りや装備などに関してはレポートされているでしょうから、それは横においといて_。
こんな斜めからの視点
2011.12.26
- 総評
- 斜め視線でインプレッション・・・
ほかの皆さんが走りや装備などに関してはレポートされているでしょうから、それは横においといて_。
こんな斜めからの視点でチェックしてみました。
初代のデビュー時、インプはショート・ワゴンが主力、スバル自体がレガシーTWでワゴン人気を確固たるものにした自負もあるのでしょう。インプもワゴンを全面にした売り方をしていたように記憶しています。この12月に最新モデルが投入されたインプレッサはHBがスポーツ、セダンがG4を名乗ります。今回試乗させてもらったのは、G4=セダンの1.6Lモデル。販売店にはスポーツの2Lモデルも用意されていたのですが、敢えて1.6Lを選択。150万円台からという価格帯は軽自動車やコンパクト・カーの中・上級グレードと被りますよね。チープさはないか、装備の物足りなさはないかなども気にしましたが、いちばんの関心はリアシートを畳んだときの空間と段差の状態など、車中泊が可能かNGか。3日から1週間程度のロングドライブ先でのホテル代わりにできるかどうか、そんなへそ曲がりなチェックをしてみました。
でもって結果は、やはりステーション・ワゴンではないので無理でした。まず荷室部とリアシートを前倒しした状態で8~10㎝くらいの段差が生じること、また奥行きが120㎝程でしょうか。カラダを斜めにしても小学生の低学年のお子さんくらいまでなら、カラダを横に出来るかな・・・そんな感じですね。
ふたりくらいでのドライブ時、フロントシートのリクライニングを最大にして仮眠をとるくらいに留めるのがせいぜいでしょう。
クルマの居住性に関しては、前席と後席との足下空間は充分で、やはり1~1.3Lのコンパクト・カーに比べてゆったり感が違うようです。また1.6Lエンジンでも非力さは、市街地では特に不満に思うこともないのでは。試乗したモデルがセダン型ということで、静粛性も良好のようです。
スバル・ブランドゆえ、拘りたい?ということであれば、より走りに振ったグレードを選ぶ必要があるかも知れませんが、各社のセダン型が法人向け需要を意識したような地味なモデルが多い中、このG4は足腰の鍛えられたプチ体育会系のノリで選択する価値があるのではないかと思います。
価格もカローラよりチョイと高いくらいでしょうし…。
- 満足している点
- ☆他銘柄アリオンやプレミオ、ブルーバード・シルフィなどに比べると骨太感があり、また個性が全面的に押し出している?アクセラやギャラン・フォルティスに比べればフォーマルに映るのではないですか。☆前モデルの4ATから、CVTに変速機が変わっていうことに加えてアイドリング・ストップ搭載ということで、確実に燃費の向上が実現しているだろうと思われること。
☆ボディがHBとセダン型の選択が可能なこと。
☆タウンスピードでの走行時はタイヤのノイズが若干気になるもののエンジン音などの遮断はよく押さえられていること。
- 不満な点
- ★インプレッサのラインナップが複雑になってしまっている?モーターショーで配布されていたカタログでは、最新のスポーツ、G4、STI、S206?。いったいいくつあるの???そんな混乱も_。
過渡期なんでしょうけどね。
★室内が今回尋ねた販売店に置かれていた3台のインプはすべてインテリアがブラックでした。カタログを細かにチェックしていないのですが、明るめの意匠の仕様の用意があればと思いますが_。
★試乗した1.6Lモデルの変速機には、ECOモード、スポーツモードの切替えはボタン操作で出来るのですが、出来ればパドルシフトは無理にしても、シフト部に+/-のマニュアル・モードがあったらいいのになって、思いました。
- デザイン
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- 走行性能
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