ラリーの競技車両の走行シーンを見ているとランエボやインプレッサなどの4WD車でサイドブレーキを引いてドリフトしたり急旋回してますが、

Question

4WD車でサイドブレーキを引いてるのに四輪ロックせずに後輪だけロックするのは何故ですか？
またこれは市販のランエボやインプレッサでも同じことが出来るのですか？
家にはおじいちゃんが乗ってる4WDデフロック付きの軽トラがあるのですが同じ事が出来ますか？

Answer 1

WRC等の競技車両と市販車は別、昔はスバルはフロント側にサイドブレーキでしたが初代レガシィからは確実にリヤ側にサイドブレーキが付いていますし、サイドブレーキはディスクの場合はインナードラム式。

競技車両と市販車の違いは、競技車両は油圧を利用していますが市販車はワイヤーを使った機械式、またDCCD等の電子制御センターデフとビスカス式でも異なりますがビスカス式ならサイドブレーキロックでセンターデフは滑る事でリヤがロック可能。
DCCD等の電子制御はサイドブレーキでロック解除にもなるためサイドブレーキを使ったターン等が可能。
その辺はWRC等の競技車両からの技術を市販車へフィードバックしていたりもします。
市販車でのサイドターン等は可能、但し標準WRXやレガシィ等で強化センターを入れた車両は不可。

4WD軽トラ等でのサイドブレーキを使ったターン等は不可。
ビスカスカップリング等を使ってはいますが、ロック率が高いためフロントまでブレーキが掛かってしまう形にもなりますし、車種や仕様によってはビスカスカップリングが無い等で力の逃がしが出来ません。

質問者からのお礼コメント

納得いく回答ありがとうございました！

Answer 2

普通の4WDは後輪と前輪は繋がっているので
サイドブレーキを引くと前輪にもブレーキがかかります。

ランエボだとⅦ以降、サイドブレーキを引くと後輪がフリーになる
装置が付いています。
インプレッサにもついています。

軽トラは後輪がフリーになる装置が付いていないので無理ですね。

Answer 3

基本的にサイドブレーキはリアだけが効くようになっています。

スバル車は昔からサイドブレーキがフロント側についていて、フロントが停まるようになっていて、競技車両に使うものは改造してリアに移設してます。

Answer 4

サイドブレーキはリアしか効かないからですよ。
昔はフロントしか効かない車種もあったそうですが。
市販のエボもインプレッサも可能ですよ。
軽トラでもできますがひっくり返らない様に気をつけて下さい。